ハリウッド映画版ゴジラ公式ゲーム『Godzilla: Strike Zone』！しかしその実態は3Dスペランカー！？

日本が生んだ伝説の巨大怪獣・ゴジラ。
今年はゴジラ誕生60周年なんだそうです。

その節目の年にまたまたハリウッドで『GODZILLA』がリメイクされることになりました。
主演は『キック・アス』のアーロン・ジョンソン、日本からは名優・渡辺謙も登場です。
アメリカでは5月16日にいよいよ公開と迫っております。


......しかし、日本での公開は7月予定とのこと。
ゴジラを生んだ国なのに2ヶ月遅れです。
ゴジラ本人が太平洋を渡って運んでくるんでしょうかね。フィルムを。

さて、ハリウッドで大作が公開されると、プロモーションのためにスマホアプリがリリースされるのもお馴染みになりました。

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『Godzilla』も例外ではなく、『Godzilla: Strike Zone』というゲームがリリースされております。
こちらは日本でもいますぐ遊べますよ！

『Godzilla: Strike Zone』の遊び方

プレイヤーは特殊部隊の一員となり、ゴジラに襲われた街から民間人を救うミッションに挑みます。

なんて説明している間に空中にダーイブ！

そのまま地上へ降下するミニゲームになります。
デモムービーかと思ったらそのままゲームになるとは、グラフィックの高さに驚きです。

iPhone本体の傾き操作で落下地点を調整します。
周りで飛んでいる仲間とぶつかると即終了です。

即すぎてなんで死んだのかわからないくらいですが、即コンティニューできるので細かいことは気にしません。

十分地上に近づいたところでパラシュートが開きます。
今度もiPhoneの傾き操作でパラシュートを操作して、黄色のマーカーで示された降下地点に向かいます。

しかしこれ、めちゃめちゃ難しいです。
画面が暗いし、どこを通過すればいいのか最初は全然わかりません。

そして少し浮上させてこのビルを越えないといけないんですが、全然うまくいかない。
かっこよく空中から登場したのに、ビルの横っ腹にぶつかってばかりです。

なんとか越えたと思ったら左からビルが倒れてくる！
（激突するとまた最初からやり直し）

やっとたどり着きました。
体がガタガタです。

しかし本番はここから。
瓦礫だらけの街を移動して、取り残された人々を助けなければなりません。

誰もいない街に、どこからかともなくゴジラの雄叫びが響きわたっています。
自然と背筋が伸びます。

画面はFPSのように主観に切り替わります。
画面右半分をグリグリして視界の移動、画面左半分をグリグリして移動、右下のボタンでジャンプです。

......それにしても瓦礫だらけで進むのが大変です。

ジャンプで瓦礫を乗り越えないといけないんですが、足元がわからないので着地点がわかりません。
これだけの段差なのにズルズルすべりまくっています。

特殊部隊じゃないのか！！

道路が陥没していてパイプの上を綱渡りで渡らないといけないのに......。

何度も足を踏み外してゲームオーバーになります。
心が折れそうです。

水たまりに漏電しているエリアもあります。
この水に入っても即終了です。

あの黄色のマーカーの場所に行くにはビルの排気ダクトの上を歩かないといけません。
（どうやって上に行ったらいいのかわかりにくいです。）

この高さから落ちてもゲームオーバーです。
もう！しっかり！

主観画面版のスペランカーか！！とイライラしつつ、ようやく民間人を発見しました。

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乗って乗って！もう！
（このあと主人公はヘリに置いていかれます）

間にちょくちょくゴジラの姿が挟まってきます。（これはゴジラの足元）

ゲームはともかく、音とグラフィックは大変頑張っているので、巨大なゴジラの様子も重厚感があります。

果たして人類はこの巨大な怪獣になす術がないのか？
映画公開までの2ヶ月、雰囲気だけでも先に味わってみてはいかがでしょうか。

■このアプリのオススメポイント

・音とグラフィックの凝りようがすごい。

・ムービーからの自然にゲームに入る演出に映画っぽさを感じる。

■このアプリの残念なところ

・操作が思い通りにいかず、なにをしても苦労しっぱなし。

・特殊部隊なのに貧弱。

・プレイしているとiPhone本体が異常に熱くなる＆電池が減りまくる