映画『ゼロ・グラビティ』公式ゲームアプリ。映画宣伝用のくせに出来が良すぎ!宇宙に放り出された仲間を助けろ
- iPhoneアプリレビュー
- アクションゲーム系アプリ学科
- GRAVITY: DON'T LET GO
GRAVITY: DON'T LET GO
- アクションゲーム系アプリ学科
- 無料
- 開発:Warner Bros.
- バージョン:1.2.0
- サイズ:58.1MB
※掲載中の価格等の情報は記事作成時点でのiOS版の内容を元に作成しています。
スペースシャトルでの船外活動中、スペースデブリ(壊れた人工衛星などの宇宙ゴミ)の大群に襲われた二人の宇宙飛行士。シャトルは破壊され、宇宙空間に散り散りに放り出されてしまう。漆黒の闇。無重力。絶望しかない状況で、二人は無事地球に還ることができるのか......。
こんな「で、できるわけないやん......」というスリリングな状況を描くSFサスペンス大作、サンドラ・ブロック・ジョージ・クルーニー主演の映画『ゼロ・グラビティ』。観た人観た人「今年のベスト!」と鼻息荒く手汗ビッショリで語る映画です。まだ観てないんですよ。とても気になる。
というわけで、iPhoneで予習してみました。ワーナーが公式で出しているゲーム、『GRAVITY』です。
原題が「GRAVITY」(重力)なんですよね。ゼロってついてるのは日本向け。
「SINGLE-PLAYER」を選んで、ミッションを選択する。仲間を救出する「RESUCE AND RETURN」を選択。
ショートムービーが始まる。地球をバックに、スペースシャトルで船外活動する宇宙飛行士、と思ってたらドーン!
1人はどこかに吹っ飛ぶわ、もう1人はアームに固定されたままスペースシャトルと一緒にグルグル回るわ......想像するだけで背筋が寒い状況。そしてアームが根本から折れて、もう1人も宇宙空間へ......。
この人がサンドラ・ブロック演じるライアン博士。
画像だとわからないけど、地球をバックにグルングルン回っています。吐きそう。まずは自由に動くために、身体に固定されてるアームを取り外す。
画面に次々表示される白い円。これが消える前にタップしていく。うっかりタップし損ねると......
「ア~ッ」ってなってゲームオーバー......。
やっとアームが外れても、まだグルングルン回ってる。早く身体を安定させないと。
ライアン博士は船外活動用の噴射装置を背負っている。
グルグル回る方向と逆方向にこいつを噴射させれば、回転が落ち着く。
というわけで、身体が回っている方向と逆方向にグルグルと円を描いて上げる。プシュー!プシュー!
だいぶ回転が落ち着いてきた。でもまだグルグルしてる。無重力だからなかなか止まらない。これ自分だったら吐いてるな......。
今度は身体が回ってる方向と逆にスワイプさせて逆噴射。
ちょくちょく方向が変わるので背景をよく見て判断する。逆方向にスワイプしていると円が赤くなって警告が表示されるので、そこは親切。
やっと止まった。ここでようやく、もう1人を助けに向かう。
画面はライアン博士の主観に。さっきのグルングルンが主観画面じゃなくてよかった......。
左右のコントロールを駆使して宇宙を漂うマット博士(ジョージ・クルーニー)に近づいていく。
酸素濃度は50%からスタートして、徐々に減っていく。
無重力と思いきや、地球の重力の影響も受けるし、マット博士も勝手に動いてるし、なかなか近づかない。酸素がどんどん減る......。
なんとか捕まえた。二人の間をロープで連結する。
まだまだ終わらない。マット博士を引っ張って、国際宇宙ステーション(ISS)まで戻らないといけない。
酸素濃度はさっきの残りのまま続く。気ばかり焦るけど、ロープでつながってフワフワしているマット博士にときどきグーンっ!って引っ張られる。
ISSに近づいてきた。ステーションの中に入るには、ハッチに到達しないといけない。
でもソーラーパネルが邪魔をしてうまく近づけない。
激しくISSにぶつかるとゲームオーバーになる。慎重にしていると酸素が減っていく。緊張感を煽る音楽が静かに二人を追い詰めていく。
やっとハッチについたと思ったら、ハンドルをグルグルして開けるところまでやる。
もう!右回りにグルグルグル!
開いたー!
ミッションコンプリート。よかったよかった。
ちなみに、ミッションはまだ終わりじゃない。
これはダメージを受けたISSを直すミッション。
ハッチで酸素を補給しながら、壊れた箇所を直していくんだけど、飛んでった部品を拾いに行ったり、制限時間をすぎるとスペースデブリの大群が襲ってきたり......。
緊張の連続。こっちの酸素も薄くなってくる。
■このアプリのオススメポイント
・映画宣伝用アプリにしては完成度が高い。無料なのが申し訳ないくらい。
・音楽など、緊張感を煽る演出がうまい。映画さながら。
■このアプリの残念なところ
・ゲームとしてのやりこみ要素は特にない。一度ミッションをクリアできたらそれでOK。
■このアプリを使ってみた感想まとめ
とにかくよく出きています。ゲームでこんなにハラハラするんだから、映画館のスクリーンで観たらどうなっちゃうんだろう。観てきた人の鼻息が荒く手汗がビチョビチョなのがわかる気がする。冬休みに観に行きますかねぇ。