いっそあの頃に戻れたら!『よこはま妖精アドベンチャー1986』で昭和61年の風を感じろ!
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- シミュレーション・ADV系アプリ学科
- よこはま妖精アドベンチャー1986:昭和61年にようこそ!
よこはま妖精アドベンチャー1986:昭和61年にようこそ!
- シミュレーション・ADV系アプリ学科
- 無料
- 開発:Arata Takeya
- バージョン:1.0.1
- サイズ:2.8MB
※掲載中の価格等の情報は記事作成時点でのiOS版の内容を元に作成しています。
レトロゲームショップに行くとやたらワクワクする人いませんか? はい、私です。
昭和61年といえば、ゲーム史的にもエポックメイキングな年です。
なにせ、あの『ドラゴンクエスト』が発売されたのも、『熱血硬派くにおくん』が発売されたのも、更には一部で有名な『たけしの挑戦状』が発売されたのも昭和61年なのです。
というわけで、昭和61年に生まれていた人もそうでない人も、『よこはま妖精アドベンチャー1986』で昭和風ゲームを堪能しましょう。
タイトルに「1986ふう」とあるように、実際に1986年(昭和61年)に制作されたゲームではありません。
本作は2011年に携帯電話用アプリとしてリリースされた作品の移植版なのです。
プレイヤーは青年・ズウムとなり、昭和61年の横浜で事件に巻き込まれていきます。
「あ、アイミティーおねがいします」は、アイスティーの言い間違いなのか、これが当時のナウい言い方だったのか不明です。
補足⇒「アイミティ」とは「アイスミルクティ」の略として使われてました。今も一部で使っている人はいるみたいです。
基本はタップで読み進めるのみですが、どこに行くか何をするかを選択するコマンド方式で進むアドベンチャーゲームです。
「みんなユッカリンとよんでくださーい!」とベリーショートなお姉さんが叫んでいるのも、昭和61年ならでは。
横浜が舞台なので中華街も登場します。
昭和61年風のゲームなので漢字の使用が少ないのはもちろん、容量削減のため使用頻度の低いカタカナフォントを削っている徹底ぶりです。
アイコンにもなっている女の子が登場しました。
頭にカチューシャのよう何かをつけていますが、ドットの関係でよくわかりません。
こういう「画面だけだとよくわからない」ってことが、昔のゲームには多々あった記憶があります。
ロマンティックまとまらない。
■このアプリのオススメポイント
・レトロゲーム風で当時を懐かしむことができる。
・ちょっぴりお色気(?)あり。
■このアプリの残念なところ
・当時を懐かしむことができないと、退屈かもしれない。
・BGMないのが寂しい。ファミコンっぽいBGMが欲しかった。
■このアプリを使ってみた感想まとめ
ドットの雰囲気からテキストの容量削減まで昭和61年風を再現していて、懐かしい人には懐かしいレトロなアドベンチャーゲームです。謎解きもテンポよく進むので、雰囲気にピンと来たら遊んでみるとノスタルジックに浸れますよ。