「勇者をカンオケ送りにして俺は億万長者だ」 半端なくゲスい神父によるモンスター育成ゲーム
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- 育成ゲーム系アプリ学科
- 神父「モンスター生産始めました」勇者「・・・」
神父「モンスター生産始めました」勇者「・・・」
- 育成ゲーム系アプリ学科
- 無料
- 開発:GLOBAL GEAR, K.K.
- バージョン:1.0.0
- サイズ:13.9MB
※掲載中の価格等の情報は記事作成時点でのiOS版の内容を元に作成しています。
今回レビューしていくのは『神父「モンスター生産始めました」勇者「・・・」』というシミュレーションゲームです。
もうタイトルからしていかにもって感じですが、神父がゲスい!
こういう、ちょっとアレな感じのゲームに目がない僕、次に遊ぶのはこれしかない!と思ったわけです。
ゲームの内容は、よくあるRPGの教会の神父としてお金を稼ぐことを目的とした経営シミュレーションに近いですね。
ただ神父がゲスい。
というわけで早速やってみましょう。
ゲームを起動すると村人が神父に蘇生を頼みにくる場面からスタートするのですが、その村人が去った後の第一声がこれです。
「こんな小銭じゃ食っていけないぜ。」
ちなみにタイトル表示などはなく、いきなりこのオープニングから始まります。
次はまだレベル低めの勇者が同じように仲間を助けて欲しいと訪ねてきますが......
これはゲスい。
ドラクエの神父とかも本音ではこんなようなことを思っていたのでしょうか。
アレかな、一番怖いのは人なんだよ、とかそういう風なお話なのかな。
そんなわけで不満ありありな神父は、もっと稼ぐためにある方法を思いつきます。
それは自分で強いモンスターを作り出し、勇者たちをどんどんカンオケ送りにして自分の仕事を増やそうというもの。
「こいつで強いモンスターを作り勇者たちをカンオケ送りにして俺は億万長者だ!」
というこの一言が神父の全てを物語っています。
もうこの世界の勇者が戦うべきなのはこの神父なのではないだろうか。
その黒さに作り出したモンスターにも怖がられる始末。
「無脊椎動物のくせに生意気言いやがって」
とか地味に結構酷いことを言います。
そしてオープニングが終わるとチュートリアル的なものはなくいきなりゲームスタートになります。
これはちょっと厳しいので遊び方を確認してみましょう。
どうやらモンスターを作る→勇者を襲う→お金を稼ぐ→施設の強化という流れのようです。
そんなわけでゲームを始めてみます。
これがメインの画面となる訳ですが、神父がその都度ゲスいことを呟くのでそれをチェックしてみるのも面白いです。
ちなみにこのときは「俺の親父の口癖は「金より大事なものはない」だ。親子揃ってうまいこと似たな・・・」と言っています。
どんな親子だ!
「この間村人が作った野菜を持ってきた。俺がほしいのは虫がついた野菜じゃなくて金だよ金。」
もう何も言うまい。
これは作ったモンスターを出荷する場面なのですが
「画面を少し傾けてみろ・・・・・・何も起こりません残念でした。」
傾けてみたけど本当に何も起こらない!
やられた......
出荷したモンスターに襲わせる勇者を選び勝利するとお金が手に入ります。
作ったモンスターは時間経過によってレベルが上がるので、高レベルな勇者を襲うときには少し時間が経ってからカンオケ送りにするのがオススメ。
お金を貯めるとより深い地下まで潜れるようになったり、装置を強化したりできます。
どんどん貯めてどんどん勇者を襲いましょう。
■このアプリのオススメポイント
・モンスターを作って勇者を襲うというのは斬新
・捻くれている人なら神父に共感できる
■このアプリの残念なところ
・主人公である神父が下衆い
■このアプリを使ってみた感想まとめ
この雰囲気って何かに似てると思ったら「村人A」などと同作者のアプリなんですね。何か勇者に恨みでもあるんでしょうか。でも面白いんでこの調子で次回作も期待してます。
Kotu
書くことしかできない社会不適合者ですが何とか生きてます。得意というか書いていて好き、面白いのはスマホ、PCなどのIT系、車・バイク、ファッション、漫画小説などの本関係です。皆様に満足してもらえる記事を書けるよう頑張ります。