LTE戦争!!ソフトバンクAUにけん制! イー・アクセス買収 完全子会社化
ソフトバンクとイー・アクセスは10月1日、17時の発表会において、株式交換によりソフトバンクがイー・アクセスを完全子会社化することで合意したと発表した。
同日夕方、ソフトバンクの孫正義社長とイー・アクセスの千本倖生会長が発表した具体的な経営計画は2012年内にイー・アクセスの完全子会社化を目指すというものだった。
買収の決めてとなったのは「テザリング機能のサービス安定」だ。AUのテザリングサービスの開始を受けて、受身の形でサービス開始を表明しただけに、その迅速な対応に追われていた。
テザリングはもちろんユーザーにとって嬉しいサービスだが、その分負荷が増大し各種の通信トラブルの原因になる、諸刃の剣のサービス。
そもそもテザリングとは。ザックリと説明をするとスマートフォン等を利用して、PCなどをネットワークに繋げるサービス。
このサービスを安定して行えるようになるには、既にテザリングサービスをリリースしていた、イー・アクセスが持つ1.7Ghzの通信網がどうしても必要だったようだ。
イー・アクセスの1.7GHz 10000箇所
ソフトバンクの2.1GHz 20000箇所
もちろんソフトバンクのiPhone 5は「ハードを一切変更することなく1.7GHz帯に対応できる
孫社長は今後会社の命運を分けるのはLTE競争だといい。イー・アクセスに対して熱烈なラブコールを送っていたのだという。
iPhone 5でのテザリングサービスは来年1月15日スタートの予定だったが、これを前倒しし、12月15日にスタートする。
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