パズドラのガンホーをソフトバンクモバイルがTOB開始
ソフトバンクモバイルが「パズル&ドラゴンズ」「ケリ姫スイーツ」などを運営するガンホー・オンライン・エンターテイメントの株式の公開買付け(TOB)を発表しました。
ソフトバンクモバイル株式会社からのお知らせ(PDF)
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社株式に対する公開買付けの開始に関するお知らせ
この公開買付けは、ソフトバンク株式会社とグループ会社のグローバルなコンテンツ戦略として経営戦略の一環としてガンホー・オンライン・エンターテイメントとの関係強化を企図し実施すると発表されている。
【TOBとは】
目的銘柄の株式取得の為の買付内容を公開し、証券取引所を仲介せずに不特定多数の株主から買付けることを「TOB(株式公開買付)」と言います。
証券取引所での市場株価よりも有利な条件で買付を宣言することで、株式保有者は市場よりも高く売ることができて徳となり、TOB宣言者も大量の株式を短期間で取得することが可能になるメリットがあります。
買付けに際して、ガンホーの孫泰蔵会長が代表社員を務める第3位株主・アジアングルーヴ合同会社との間で公開買付応募契約書を締結、アジアングルーヴの所 有するガンホー株の一部にあたる7万3400株(所有割合:6.37%)について買付けに応募することで合意しています。
買付け価格は1株34万276円。
ガンホーはソフトバンクグループのソフトバンクBBが33.6%の株式を所有する筆頭株主であり、ガンホー代表取締役会長でソフトバンク社長の孫正義氏の弟である孫泰蔵氏が代表を務めるガンホー第2位の株主である株式会社ハーティスは21万株を所有しており、それらを合わせるとガンホー株式の議決権の過半数(52.13%)を占めることにより、ガンホーはソフトバンクの連結子会社になることになる。
ソフトバンクグループのグローバルな経営資源を活用することで、オンラインゲーム、スマートフォンゲームの販売チャネルの拡大と収益拡大を目指し、ガンホーおよびグループ全体の収益基盤強化を企業価値向上を実現していくとしている。
超大ヒットスマホゲーム「パズドラ」が今回のTOBによって、更なる成長を見せるのかとても気になります。
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