3000万ドルでGoogleが買収したニュース要約アプリ「Wavii」。そんなWaviiとはどんなアプリなの?
ロイター通信からのニュースで「グーグル、ニュース要約アプリ「Wavii」を買収」というニュースが報道された。
日本では聞いたことが無いけど「Wavii」というのは、ニュース要約アプリでシアトルのスタートアップ企業が開発したものとのことだ。
その買収額はなんと「3000万ドル」。
Waviiの従業員は、今後Googleの検索技術の向上のためにGoogleの検索チームに移籍するらしい。
なんとこの「Wavii」のことをAppleも目を付けていたらしく、音声認識ソフトの「Siri」にも採用したいから買収しよっかな~っていう時に、Googleの買収が成立したとのこと。
Appleもさぞかし悔しかったことであろう。。。
Waviiとはなにもの?
それにしても「Wavii」っていうのがなんなのかわからないので調べてみると
エイドリアン・アウン(Adrian Aoun)という自然言語処理を担当していた元マイクロソフトの人間がワシントン州のシアトルで設立したスタートアップ企業で従業員数は25人。
今回の買収で注目されている同名のiOS向けアプリの「Wavii」とは、様々な情報を編集者などの人手を用いることなく、システムが自動的に自然な内容に要約してくれるっていうのが最大の売りとなるアプリケーションとのこと
要約された情報は、facebookのようにニュースフィード形式で情報を表示する。
またユーザーは、関心のある特定の人、物、企業を選ぶとそれらに関連する情報を簡潔に伝えてくれるという。
まとめ記事などのキュレーションサービスは、日本でも人気があるがそんなまとめ記事が自動的に作られていくといったイメージに近そうだ。
自分に関心のあることばかりまとめられていったら、無茶苦茶便利そう。
Waviiのアドバイザーを務めるジェイムズ・ピトコウ(元Xerox PARC 研究者)は、Waviiのシステムについて「文章ひとつひとつの意味を100%正確に理解しようとするものではない。そうではなく、特定の主題に関する既存のデータにすべて目を通し、無数の論文や記事などを互いに比較するもの」としている。
是非、日本語にも対応してもらい日本人にも「Wavii」の素晴らしさを体感させてもらいたい。
Wavii (AppStore)
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