【WWDC2014】iOS8発表!新機能&アップデートが盛りだくさん!ざざっとまとめました。
日本時間6月3日am2:00に行われた「WWDC2014」の基調講演で、新OS「iOS8」が発表されました!
フラットデザインで大きく見た目が変わったiOS7を踏まえ、iOS8では機能強化がメインですね。
かゆいところに手が届いたり、ついにそれが!と驚きのものあったり、開発者にはとんでもないサプライズもありました。
以下、ざざーっとまとめましたよー。
通知センターの進化
メールの通知を下に引っ張って返信を書き込んだり、Facebookの通知がきたら直接「いいね!」をつけたりができるようになります。
画面を切り替えずにアクションを起こせるようになるんですね。
ホーム画面ダブルタップで、最近連絡を取った人の顔写真まで出るようになります。
顔をタップすれば、電話やメールなどの連絡が直接できるとのこと。
キーボードの拡張:QuickType
キーボードが拡張され、「QuickType」として発表されました。
日本ではお馴染みの予測変換ですが、「会議は......」→「キャンセル」「リスケ」など、文脈を判断して候補を出してくれます。
また、サードパーティ製のキーボードにも対応するそうです。ATOKが使えるようになるかも!
iMessageがLINEっぽく
LINEのグループトークのように、複数人でやりとりができるようになります。
ボイスメモや位置情報も共有可能。
LINEの機能を取り込んできてますね。
耳に当てるだけでボイスメモを再生する、なんて機能もあります。
健康管理は「HealthKit」で
登場が噂されていた健康管理機能「HealthKit」が搭載。
Nikeなどのアクセサリやアプリから情報を得て、「Health」というアプリにまとめます。
カロリー、睡眠時間、血圧や体重など、これまで健康管理系アプリでバラバラになっていたデータを、一箇所で確認できるとのこと。
プライバシーにもちゃんと配慮されるそうです。
家族間でなんでも共有「Family Sharing」
写真やクレジットカードなど、家族間で共有したいものを「Family Sharing」で共有。
1家族6人まで対応。
家族の写真、リマインダー、予定、居場所、音楽や書籍まで共有できます。
「冷蔵庫に貼ったメモのように」家族で使えるものになるそうです。
写真の編集もパワーアップ
写真の編集機能がパワーアップ。
明るさ調整、コントラスト、ハイライト、傾きまで編集可能になります。
そして検索もできるように。
Siriまでパワーアップ
新たに中国語など22言語に対応。
Shazamを統合して、今流れている曲名を訪ねたり、そのままiTunesで買えたりできます。
「iCloud Drive」登場!
これまで、写真やメモなどの共有として使うイメージが強かったiCloud。
新しい「iCloud Drive」では、DropboxやBoxのようにクラウドサービスとして開放されます。
iOS、Mac(OS X)、Windowsからもファイルが編集可能に。
料金プランは5GBまで無料、20GBで月額0.99ドル、200GBで月額3.99ドル。
家電をコントロールできる「HomeKit」
ドアをロックしたり、空調をコントロールしたり、照明をつけたりといったホームコントロールの対応を強化。Siriでドアオープンも可能に!
サードパーティ製アプリへの機能解放
これまで純正アプリ以外では使えなかった、Touch IDやカメラのフォーカス制御、キーボード、通知センターのウィジットなどが他のアプリからも使えるようになります。
パスコードロックが必要なアプリが指紋認証に対応できたり、カメラアプリがより高精度になったり、いろいろ期待しちゃいますねー。
他にも、ゲームのグラフィック性能向上や、アプリ開発の新言語「Swift」の発表(開発者大騒ぎ)などが発表されています。
気になる対応機種は......
iOS8はiPhone4S以降に対応です。
他、iPod Touch 5th generationや、iPad2以降に対応しています。
iOS8リリースは、開発者向けには今日から、ユーザー向けには秋に発表されます!
早くiOS8を触ってみたいですし、解放された機能を使ってどんなアプリが登場か楽しみです!
......それしても「iPhone6」も「iWatch」も発表がなかったですね......。
"One more thing"もありませんでした。今後の情報を待ちましょう。
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