路上ミュージシャンを狙った詐欺被害に注意。自称アンジェラ・アキのバックギター詐欺師の手口は
photo credit: Seattle Municipal Archives via photopin cc
夢に向かって路上ライブを続けるミュージシャンを狙った詐欺被害が増えている。
場所は、新宿や渋谷といった路上ミュージシャンが多く活動する場で被害に合うケースが多いようだ。
とあるミュージシャンの被害時の状況は、
その日のストリートライブが終わり片付けをしていると、業界人風の男が話しかけてきて「メジャーレーベルのプロデューサーに会わせるから」と言い、飲み屋に移動し自慢話をしながら飲み食いを続ける。
「音楽業界の人間は、遅い時間に飲むのが常識」などと言いプロデューサーが来るのを待たされ続け、明け方になった頃に駅まで迎えに行くといい、そのまま帰ってこない。
残されたミュージシャンは、飲み代を全て支払わされるという被害にあってしまった。
男は、モヒカン、小太り、ヒゲで業界人風の風貌をしており、アンジェラ・アキのバックギターをやっているなどと話し信用させるという。
他のミュージシャンは、同一人物だと思われる男に「プロデューサーに君のCDを渡してあげるよ」と声をかけられて、CDを渡そうとすると「渡すにはお金が必要なんだ。いくら持っている?」と聞き、手持ちの現金を受け取ると「これだけでは足りない」などといい更にお金を要求しようとしたところでミュージシャンが不審に思いその場から離れて警察に連絡すると、その間に逃げられてしまったという被害にあっている。
また別には「ギターをチューニングしてあげる」などといい、ミュージシャンがギターを渡すとそのままギターを持ち逃げされるなどという被害も発生している。
男は、かなり音楽関係の話には詳しく、そのこともありミュージシャンも騙されてしまっているようだ。
自称「アンジェラ・アキのバックギター」の他に「ゆずの事務所に所属」などとも身分を偽っているようです。
他にも同様の手口で、路上ミュージシャンを喰い物にする行為を働いている詐欺師の存在十分に考えられるので注意してほしい。
詐欺だけに関わらず、怪しかったり危ないと感じる状況でも、すぐに助けを呼ぶことが難しい状況がありそうです。
そんな時に簡単に他の人に助けを呼べるアプリがありました。
「HELPPY」は、緊急時に助けを求めたい連絡先を予め登録しておくと、緊急事態が発生した際に連絡することができる。
肝心な助けの呼び方は、アプリ起動後の画面真ん中のキャラクターをタップするだけ。
アプリを起動する必要はあるが、ポケットの中からでも操作できてしまうぐらい簡単だ。
またイヤフォンジャックが抜けたら通知という機能もあり通知方法が工夫されている。
通知する内容は設定で変更できるが、自分の現在地を送ったり、助けを求めると同時に防犯ブザーを鳴らすという事も可能になっている。
通知先の指定は、メールとTwitterの2種類に対応していて、facebookやLINEとの連携は今後予定しているようだ。
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