【水の事故】海に!プールに!iPhoneが水没したときの応急処置!真水と海水ではやることが違うぞ!
まもなく夏本番、山だ!海だ!と開放感いっぱいに飛び出す方も多いかと思います。
もちろんiPhoneもお供に連れだすと思いますが、気をつけたいのが水没です。
防水加工が全くされていないiPhoneは、少しの水にも弱いのです。
ましてや海やプールなど......!
それでもやっぱり肌身離さず持っていたいもの。
気をつけていたつもりだけどジャボンとやってしまった......!という時に、やったほうがいい「対処法」をiPhone修理専門店のスマサポさんが解説していました。
さすが修理専門店、真水と海水の場合の処理の違いまで細かく書かれています!
川・プール(真水)に水没!
水の中に落ちてしまったiPhoneに電気を通すのは厳禁!
まだ電源が入っている状態なら、まずは電源オフ!ロックボタンを長押しして「スライドで電源オフ」をスワイプしましょう。
その後、素早く大量のティッシュで水分を吸い出します。
イヤホンジャックや充電口、ロックボタンなどの穴という中から水分を出してください。
その際、ボリューボタンを下向きにして立てると、水が基盤を避ける&ボタンから水が抜けるので効果的だそうです。
大部分の水分が抜けたら、ティッシュに包んだままジップロック等の袋に入れて、修理に問合せましょう。
問合せ先は、「AppleCare+for iPhone」に入っていればAppleCareへ。
アップルストアが近くにあれば持ち込み、無ければオンラインで修理を申し込みましょう。
スマサポさんのような修理業者に依頼するのも一つの手段です。
・Apple - サポート - AppleCare - iPhone
・アップル - サポート - オンライン修理サービスの概要
海(海水)に水没!
海水に含まれる塩分は基盤を腐食させてしまいます。
特に時間が経過して乾燥するほど塩分濃度があがり、クラッシュの危険も高まるそう。
なる早で修理に問合せましょう。
至急の対応がとれない場合、まずは真水の水没と同様にiPhone電源をオフ。
その後、真水or水道水でiPhoneを洗い、ジップロックなどに密封して乾燥を防ぐとのこと。
「どこに落ちたか」「何に水没したか」など、水没時の状況を記録しておくと修理に役立つそうです。
どうしても慌ててしまいますが、どうか冷静に!
絶対にやってはいけないこと。
水没後にやっちゃいけないことがいくつかあるそうです。
心理的にやってしまいそうなことばかりなので、しっかり覚えておきましょう。
□電源を入れない・充電しない
心配のあまりやってしまいがちですが、一番やっちゃいけないことです。
運良く電源が入っても、水没で入った水で基盤がショートしてしまいます。
また、「3日くらい乾かせば......」というのもNG。
完全に電源が落ちているiPhoneのバッテリーは、3日程度では空にならないそうです。
さらにACアダプタを接続するのは、発火の危険もあるとのことなので、絶対にやっちゃだめですね。
□自分で乾かさない
ネットで「iPhone 水没」でググると、「乾燥剤を入れたジップロックに入れて暖かいところに3日放置」などの情報が出てきます。
これは完全に「運」なので、オススメはしないとのこと。
乾燥剤が乾かすスピードとより基盤が腐食するスピードが早いため、完全に乾燥しても基盤は腐食したまま......ということになる場合も多いそうです。
運に任せたりせず、迅速に修理に回したほうがよさそうです。
□水没したiPhoneを振らない
iPhoneの中に入った水を早くだそうと、iPhoneを降ってしまうのはNG。
振ることでさらに基盤方向へ水が移動することがあり、腐食・ショートの危険が高まるとのこと。
余計悪化してしまうんですね。
知っておきたい水没時の応急対処、各情報の詳細はスマサポさんを参照してください。
(ちなみにスマサポさんは修理不可の場合でも検証費用は無料(往復の送料のみ)だそうですよ)
そうそう、もう一つ、絶対にやってはいけないのは「諦めない」だそうです。
修理を迷っている間に、水没したiPhoneが腐食していってしまいます。
完全に直るかどうかはわかりませんが、諦めたらそこで試合終了、早めにプロの判断を仰ぎましょう。
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