任天堂がスマホ向けゲームアプリを年内に提供!マリオやゼルダ、カービィがスマホで楽しめる!?課金形態は・・・?
本日、任天堂とDeNAから任天堂IPを活用したゲームアプリをスマートデバイス上で提供していくということで共同記者発表会が開催された。
任天堂代表の岩田社長とDeNAの代表である守安社長と、両社のトップが出席した。
スマホオリジナルのマリオやゼルダが遊べる可能性が!
活用する任天堂のIPには制限を設けず、複数のヒットタイトルをグローバルな市場で創出したいと両者の代表が語る。
ゲーム専用機向けタイトルをそのまま移植するのではなく、スマートデバイス上で遊ぶことに適したまったく別のゲームを創り出していくとのことで今後の展開が楽しみな内容であった。
リリース予定のタイトルは順次発表していくとのことだが、年内には何らかの形で提供する予定とのことだ。
ゲームタイトルによって両社の役割分担はかわるが、フロントエンドに当たるIPやアプリの企画、開発は任天堂が担当し、バックエンド側のサーバー開発や分析、日々の運営などはDeNAが担当することが多くなりそうだ。
課金形態に関しては、子供も含めて安心して遊べるような新しいビジネスモデルを創り出したいと岩田社長は語るが課金ガチャの形態を取り入れるかどうかは否定はしなかった。
今回の業務提携に関して、岩田社長はゲーム専用機ビジネスに悲観したわけではなく、スマートデバイスを活用し、任天堂IPに触れる人口を最大化するとともにゲーム人口を拡大していきたいという話があった。
今後もゲーム専用機ビジネスを拡大していくためにゲーム専用機プラットフォーム「NX」を開発中であることもあわせて発表された。
なぜDeNAと組むのかと疑問も持っている人もいるかもしれないが、DeNA以外にも任天堂に提案をくれた会社はあったとのことだが本気でアタックしてくれたのがDeNAだったと岩田社長は語る。そして、Denaとしては黒子になってもかまわないという言葉も響いたという。
任天堂がスマホゲーム市場に参入することによってどのような結果をもたらすかはまだわからないが、スマホゲームの競争は一層激しくなり、より面白いコンテンツが楽しめるチャンスが増えることは間違いなさそうだ。
任天堂株式会社 株式会社ディー・エヌ・エー 業務・資本提携 共同記者発表会
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