奈落の脱出ゲームストーリー1
「第一関門」
俺は昔から人が良く、いつも人に騙され、嘘をつかれ、裏切られ、そして濡れ衣を着せられてきた。
俺は大人になると、どうせ人を信じて裏切られて傷つくぐらいなら、悪人で居た方がマシだと思うようになった。
最近じゃあ、ひったくりやコンビニを強盗して金を稼ぐ毎日だ。
そんなある日、夜道を歩いていると、後ろから何者かに殴られ、気絶した。
そして目が覚めると、なぜか俺は、廃屋で寝ていた。
アキラ「・・・ユウカ?」
おれは驚きのあまり、固まった。何故か、中学の同級生であり初恋の相手であるユウカがロープで体を縛られているのだ。
ユウカ「アキラ君・・・助けて・・・」
ユウカがそう言った時、天井のスピーカーから声が聞こえた。
謎の声「今から、生死をかけた脱出ゲームを始めます」
アキラ「だ、脱出ゲーム・・・?」
謎の声「そうです。あなたにはこの廃屋から脱出してもらいます。脱出に失敗すればあなたと彼女の命はありません。」
アキラ「な、なんでこんなことを。。。お前は誰だ!目的はなんだ!」
謎の声「悪人に人を怒鳴る権利はない。まず第1問。この部屋にある黒い箱を開けろ。
もしもここ以外の部屋に一歩でも踏み入れたり彼女に少しでも触れたら。。。
その時は、そこにある爆弾装置を起動します。」
ユウカ「アキラクンお願い。。。お願い。。。助けて。死にたくない。」
アキラ「ユ、ユウカ。。。」
ここから、「第一関門」スタート
左下。ユウカにタッチ
ユウカ「アキラ君久しぶりだね。」
アキラ「ああ。ゆうかはどうしてここに?」
ユウカ「道を歩いていたら、後ろからとつぜん殴られたの」
アキラ「おれと同じか」
ユウカ「私たちの状況は全く理解できないけど。。。今動けるのはアキラ君だけなんとか脱出してふたりで生き延びよう」
アキラ(ユウカのために脱出しないわけにはいかない)
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