~大学生と消されたバイト情報編~ バイトって本当にいい物ですよね[バイト・アルバイト探し-バイトル]
バイトと聞いて何を思い出すでしょうか?
社会経験、御小遣い稼ぎ、夢の為に資金稼ぎ、店長の愚痴、バイト仲間との友情、はたまた甘酸っぱい恋愛。あんなことやこんなこと。。
いやーバイトって本当に良いものですね。
いやいや現実はそんなに甘くないですよ。
高校を卒業して晴れて春から大学生になろうとしていた僕は考えました。
「そうだアルバイトをしよう」
この持て余した時間、残高2000円の銀行口座、母親に媚びる毎日、過度なお年玉への期待、膨らむ欲望、
膨らむ欲望、
膨らむ欲望、
膨らむ欲望
今の自分にはバイトしかない!と思いました。
そんな高校生の僕は最寄り駅にひた走りバイト情報誌を片っ端から集めカバンに詰め込み意気揚々と自宅に戻りました。
まだ証明写真すらとっていないのに達成感に満ち溢れていた僕に訪れたのは絶望でした。
情報誌を開いて愕然としたのです。
最寄り駅の情報が皆無、
0、
ゼロ、
セロ、、
もうマジシャンもびっくりのイリュージョンですよ。
そんなものまで消さなくてもと思いました。神様はいないんだと。。
もうこうなったら自分の足で探すしかないです。藤岡ひろしですら挑戦しなかった探検の始まりです。
信じられるのは自分の勘だけです。
方位磁針ではなく己の自信のみを頼りに僕はまた最寄り駅へひた走りました。
高校生の僕が求めているバイトは楽なバイトでも時給の良いバイトでもなく
「可愛い女の子が働いている」
ただそれだけでした。不純ですね 絵に描いたように不純ですね。もはや清清しさすら感じます。
そこで当時の僕は閃きます
「駅前の某均一ショップに可愛い子がいた気がする。」
気がするだけですよ。雰囲気です。その雰囲気だけを頼りに僕はそこの均一ショップの面接を受け、見事採用されたのです。
バイト初日、オシャレをした僕は、はやる気持ちを抑えながらバイトに向かいました。
そこでまた愕然としたのです。
女の子が一人もいない
ボディービルダーですら女性がいらっしゃるというのに
皆無、
0、
ゼロ、
セロ
またお前か!消すのはコインとかトランプだけにしてくれ!
そう僕の勘は見事に外れたのです。
いやいやさすがに一人もいないってことはないだろと思った僕はさりげなく店長に聞いてみました。
僕:「女性の従業員はいらっしゃらないんですね」
店長:「そうだねーこの間までいたんだけど辞めちゃったよ」
.......太鼓判です。
ダメ押しです。
やはり神様はいませんでした。もはや仏陀、釈迦如来すらいないんじゃないかと思いました。
それから半年間一生懸命働きました。
初恋の女の子が彼氏と仲良くキッチン用品を買いに来ても、
黒人さんに焼き芋の焼き方が気に入らないとキレられても、
母親がニヤニヤしながら買い物に来ても
一生懸命働きました。
しかし限界でした。僕がしたいのはバイトじゃない
「可愛い女の子とバイトすることだ!」
ハッと我に返った僕は店長に一言
「引っ越します」
....ものすごい勢いの嘘です。ダウト!!ダウト!!!
大学生がこのタイミングで引っ越すわけがないのですがもう後には引けません。
店長:「どこに?」
僕:「........大学の近くです」
店長:「いつから?」
僕:「........来週です」
自分でつっこみます
「早く言えよ!」
そんなこんなで僕はバイトをやめ、新調したPCを開き新たなバイトを探しました。
そうです最初からバイトはスマートに探すべきなんです。
その後面接を受けた飲食店で僕は永住の地をみつけたというお話でした。
良くも悪くもお金も入るしバイトって良い経験になりますよね。
ということで今の時代バイト探しもスマートにスマートフォンでやりましょう
この記事はどうでした?
丸腰侍
ぶしょうでしょう!