iPhoneを持っていないのでiPhoneっぽいものを探してみた。
皆さん、初めまして。菊池良と申します。
私は先日、就活の一環で「世界一即戦力な男・菊池良」というサイトを制作しました。SNS上で何とか話題を作ることができ、この度、無事内定を得ることができました!
「アプリ学園」の運営会社の方がそのサイトを見ていてくださり、「ぜひうちのサイトに執筆してほしい!」という依頼があり、この文章を書いている次第です。「まかせてください」と即答したのですが、
一つだけ問題があることを忘れていました。
iPhoneを持っていないんです。
「アプリ」って何なのかよくわかってません。
ガラケー受難の時代
使い古したガラケーを取り出すたびに
「あれ? iPhoneじゃないんだ。ふ~ん、ガラケーなんだね~。」
「まぁ、いいけどね。人それぞれだよね。個性だよね、個性。そんなに気にすることないよ」
と言われます。毎回、言われます。
おそらく多くのガラケー所有者が、こういう肩身の狭い思いをしたことがあるのではないでしょうか? 私も何度となく
「ガラケー持ちは、文明人じゃないと言うのか!」
と叫びたくなったことがあります。
「そういった心が、荒廃した世の中を生むのだよ!」って。
もう嫌です。
私は探すことにしました。iPhoneじゃなくても、iPhoneを持っているフリができる
「iPhoneっぽいもの」はないだろうか?
すると、意外と身近なところに「iPhoneっぽいカッコいいもの」があることがわかりました。
今回はそれをベスト5にして紹介します。
これ以上、犠牲者は増やしたくない!
第五位:スポンジ
形、大きさ共にすごくiPhoneっぽいです。一緒に並べられてたら、間違う人も少なくないでしょう。
ただし柔らかさが難点。強く握るとiPhoneっぽくない曲線ができてしまいます。
まだ力の調節に慣れていないサイヤ人の方は、物を強く握ってしまう傾向にあるので注意が必要です。でも、もしiPhoneじゃないとバレても、
「キレイ好きで、いつでも掃除できるようにスタンバイしているんだろうな」
と思われるだけだから大丈夫です。
第四位:羊羹
大きさは小ぶりになってしまいますが、とてもiPhoneらしい光沢を持っています。iPhoneの職人技のように磨かれたカバーの輝きは、羊羹の輝きと同じだったのです。
おそらくデザイナーには羊羹が参考資料として渡されていたのでしょう。
スティーブ・ジョブズは日本好きで知られています。おそらく羊羹を初めて見たとき、
「えっ、一人でこんなに食べられないよ!」と驚いたはずです。
この道40年の羊羹職人から
「いえいえ、これは包丁で切り分けて、みんなで食べるんですよ」と聞き、
「一つをみんなで食べる......これが和の精神か!」
と深い感銘を受けたのです。羊羹の哲学が、iPhoneには宿っているわけですね。
もし周りにiPhoneじゃないとバレても、
「ものすごい甘党で、常に甘いものを見ていないと禁断症状が出るんだろうな。実際、震えてるし」
と思われるだけだから大丈夫です。
第三位:時計
少し大きいですが、とてもiPhoneっぽい形状をしています。カバーと画面の割合なんて、ほぼ一緒でしょう。
しかも、これを持ち歩いた場合、現在時間もわかってすごく便利。時計機能だけのiPhoneだと言えます。
「シンプル」はiPhoneの理念なので、時計をそのまま持ち歩くのもジョブズのポリシーを継承していることになります。ジョブズが掛け時計を携帯している人を見かけたら、
「That's super cool! You are brilliant Business man!! oh yeah, ah hah?」
と叫んだことでしょう。
それにもしiPhoneじゃないとバレても、「時間に厳しい人なんだろうな。仕事できそうだな。年収も俺の二倍あるんだろうな」と思われるだけだから大丈夫です。
第二位:フライパン
何ということでしょう。羊羹以上にiPhoneっぽい光沢を持つアイテムを見つけてしまいました! しかも、取っ手がついていて持ちやすいです。そのうえ、目玉焼きを作ることもできます。
いくらiPhoneでも目玉焼きは作れません。その点ではiPhone以上の存在です。
この事実に、ジョブズはなんて言うでしょうか。「今すぐiPhoneに料理機能を!」と指示するかもしれません。いえ、アップルのことだから、すでに開発を進めているでしょう。次の「iPhone6」の発表会では、こんなプレゼンがされるはずです。
「ちょっとこのiPhoneに卵を割ってみよう......」(iPhoneの画面に卵の黄身と白身が乗る。ざわめく会場)
「ふふふ、安心して。この脇にあるボタンを押すんだ。するとiPhoneの温度がどんどん上がっていって......」(ジュージューと音をあげ、卵が焼き上がる)
「ほうら、こうやって目玉焼きができるんだ! それをこうやってパンに乗せれば......(食パンに目玉焼きを乗せ、一噛りする)
「う~ん、Delicious!」
もしiPhoneじゃないとバレても、
「料理好きなんだろうな。家事の分担も率先してやってくれそう。告白しようかな。私って宮崎あおいに激似ってよく言われるんだけど、付き合ってくれるかな」
と思われるだけだから大丈夫です。
さて、次は気になる第一位です。果たして最もiPhoneっぽいものはいったい何なのでしょうか!?
第一位:ギター
わかっています。
ぜんぜんiPhoneじゃありません。
でも、カッコいいんです。ギターを持っているとカッコいいのだ!
それに話し相手が常にギターを抱えていたら、iPhoneどころじゃありません。iPhoneの話題なんか、一秒も出ません。「長渕剛を歌ってよ」とリクエストしてくるはずです。そしたら、「乾杯」を熱唱すればいいんです。
街中で見かけるにしても、iPhoneを颯爽と操作している人よりも、ギターを持っている人のほうがカッコいいでしょう。女子高生から「付き合ってください」と言われるはずです。
そうだ、言われるはずだ! さっそく外に出よう!!
以上、身近にあるiPhoneっぽいものをベスト5形式で紹介しました。これを読んで、iPhoneを持っていない人もスマホ生活を楽しめるようになれたら幸いです。
私はもうガラケー使いなことにコンプレックスは抱いてないですし、ほとんどiPhoneユーザーです。
というか、もうiPhoneなんじゃないか。
ジョブズは私をモデルにしてiPhoneを作ったんじゃないだろうか。
そんな気がしています、最近。
キミはどうだい?
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