時は、大インディーゲーム時代！「BitSummit 2014」で気になったゲームアプリを紹介！

面白いゲームは、インディーにあり！

というわけで、先日開催された「BitSummit 2014 -京都インディーゲームフェスティバル-」に行ってきました。

【関連】インディーゲームの祭典「Bitsummit 2014」本日より3日間開催

せっかくなので、そこで気になったリリース済みアプリを紹介したいと思います。
メジャー作品のような派手さは無いかもしれないけど、インディーゲームならではの「新しい刺激」というのが体感出来ますよ。

「もうどのアプリも中身は一緒じゃん・・・」とマンネリ化を感じている人は是非インディーゲーム体験をおすすめしますよ。

本格SFミステリが完全無料で楽しめる『人形の傷跡』

BitSummit会場でなんとなく気になって、東京に戻ってきてから早速クリアまでしてしまったこの作品。

いわゆるアドベンチャーゲーム、またはデジタルノベルと呼ばれる静的ゲームです。

プレイヤーは上条明日美という女の子になって、行方不明のお姉ちゃんを探すため奔走します。

選択肢も比較的多い印象。

ものによっては選択肢ひとつで即刻ゲームオーバーにもなるので、注意が必要です。

とはいえ、セーブ/ロード、オートセーブ、日付ジャンプ機能などひと通り揃っているので、ゲームオーバーになってもそれほど痛手にはなりません。

あえてゲームオーバーっぽい選択肢を選んで、物語を楽しむのも乙なものですね。

大学の研究室を舞台にしたSF要素ありのミステリー物なので、あれです、森博嗣作品とか好きなら間違いなくハマれそうです。

文体に癖がなく読ませる文章なので、スマフォでもスイスイ読めました。

最近本読んでないなあ、っていうひともなんとなく気になったら遊んでみるのをオススメします。

BGMなどは懐かしいフリーゲーム感があるので、「そういや、学生時代にフリゲとか結構遊んだな......」というひとにもオススメです。

つまり、ボク自身にオススメです。

というわけで、久々にスマートフォンのノベルゲームで最後まで楽しめました。

面白かった。

音を奏でる奥スクロールRPG『VOXCHRONICLE』

次にオススメなのがこれ。

自分の行動に合わせて音楽が変わることがウリの、奥スクロール型のRPGです。

迫り来る敵を様々なコマンドでしりぞけ、ゴールを目指していきます。

プレイヤーの操作に同期し、リアルタイムでメロディが紡がれていく感覚はかなり気持ちいいです。

1ターンが1小節に対応していて、1小節に1コマンド入力できます。

ターンの長さは曲のBPMに依存しているノリノリなRPGなんです。

プレイアブルキャラは2キャラいます。

青いコマンド、オクスは剣士です。

剣による攻撃の他、吹き飛ばし攻撃、横一列攻撃、MP回復などが使えます。

共通コマンドとしてあるのは、パワー溜め、ダッシュ、ガード、キャラクターチェンジです。

パワーを溜めると一気に与えるダメージが増えるので、タイミングよく使いましょう。

赤いコマンド、ラスカは魔法使いです。

オクスとラスカの切り替えは、画面右下の共通コマンドにあるキャラクターチェンジより行います。

オクスと違い、ラスカはHP回復ができるのが特徴です。

全体攻撃を行える魔法や、HPが一番高い表示中の敵を狙い撃ちできる魔法も使えます。

意外とルールやコツが多いんですが、チュートリアルがかなり丁寧でわかりやすいので、困ったらゲーム内のチュートリアルを熟読です。

名作「XI[sai]」を彷彿とさせる『サイコロンブス』

PSのパズルゲーム「XI[sai]」っぽいなあ、懐かしいなあ、と思い会場で遊んだのが『サイコロンブス』。

サイコロをコロコロところがして、目を揃えるパズルゲームです。

遊んでみるとわかりますが、これが意外と難しい。

頭のなかにサイコロをイメージして次の手をああだこうだ考えていくのもよし、適当に動かして一か八かに賭けるもよしです。

「XI[sai]」が出た時代には、自分でサイコロをいくつか作ってイメトレまでしたボクですが、この手のゲームがスマートフォンでも遊べるのは嬉しいです。

レトロなBGMが気持ちいいパズルRPG『Block Legend』

可愛らしいドット絵がいい感じのパズルRPGです。

基本は「さめがめ」と呼ばれるルールで、同じ柄のブロックが隣接していればタップで消すことができる、というものです。

攻撃のブロックや回復のブロック、防御のブロックなど多数のブロックが存在します。

消したブロックの種類によって効果が違うので、あえてブロックを消さずにピンチに備える、という戦法も必要です。

ドット絵もそうですが、個人的にはレトロなBGMやSEに心惹かれました。

「ああ、これがゲーム・ミュージックだよな、うん。」とやたら納得できるクオリティですよ。

というわけで、まだまだ紹介し足りないのですが、気になったリリース済みアプリを紹介しました。

インディーゲームってなに、ってひともこの機会に遊んでみてはいかがでしょうか。