リフティングで色付く世界に癒やされる。アートな癒し系カジュアルゲーム『Tappysack』
- iPhoneアプリレビュー
- カジュアルゲーム系アプリ学科
- Tappysack
Tappysack
- カジュアルゲーム系アプリ学科
- 無料
- 開発:Ian MacLarty
- バージョン:1.4.1
- サイズ:13.6MB
※掲載中の価格等の情報は記事作成時点でのiOS版の内容を元に作成しています。
今日は皆さんにちょっと童心に返っていただきたい、そう思ってこのアプリを持ってまいりました。
子供の頃を思い出してください。
まだ、学校や公園や、自転車で行ける範囲が世界の全てだったあの頃を。
遊具が無いただの空き地でも、ボール1つあれば夕暮れまで遊び続けた、あの頃を。
進化も合成もガチャもなかったあの頃を......。
このアプリ、『Tappysack』はひたすらボールをタップしてリフティングする、シンプルなゲームです。
鉛筆で書かれた背景に、チュートリアルも何も無し。
ただ「Tap to Play」と言われるだけ。
言われた通り、ボールをタップすると、ポーンと跳ね上がります。
地面に落とさないように、ボールをタップし続けると......。
段々、世界に色がつき始めるのです......!
最初は無音ですが、バックにギターの音が鳴り始めます。
落ち着いた、休日の朝のような、アルペジオの響き......。
花が咲き、木々は緑を取り戻し、ボールも七色に変化していきます。
蝶や蜂といった虫達も現れて、世界に彩りを添えます。
あぁ、なんて世界は美しいのだ......と、うっかり見とれてボールを落としてしまうと......。
一気に無音になって真っ白に!!ああぁっー!
そうなんです。
このゲーム、ボールが跳ねるたびに世界に色がついていくんですが、落とすと一発アウト。
真っ白な状態に戻ってしまうんです。
初期状態では、ボールは左右にワープする(左端に消えると右端から出てくる)ので、気を抜くとホントにうっかり落としてしまいます。
一応、難易度調整(Mode)があります。
「zen」だと超ふんわりになります。
「walls」にすれば左右の端で跳ね返るので、長続きがし易いです。
頑張って長続きさせれば、60回ぐらいで日が暮れ始め......
90回を超えると夜景になります。
さらに続けると夜が明けて朝焼けに......。
最後に僕のベストスコアをご覧頂いてお別れです。
ゲームオーバーの心境はまさにこんな感じで、「ガーン!」と真っ白な灰になること請け合いです。
■このアプリのオススメポイント
・色鉛筆で描かれた背景と、音楽がとてもキレイ。
・この先どうなるか見たくなって、ついつい何回もプレイしてしまう。
■このアプリの残念なところ
・変化のバリエーションが少ないので、一度すごい点数を出すとモチベーションが下がりがち。
■このアプリを使ってみた感想まとめ
ゲームとしては単純なんですが、徐々に背景が色づいていくのがとても美しくて、ゲームにこんな表現もあるんだなぁ......と感心してしまいます。スマホのゲームならではの美しさですよね。ボールを落とすと一気に無に返る無情さも好きです。