ギター女子高生が空を飛び回って敵を撃墜……って、これスペースハリアーじゃん!大胆なアレンジで面白すぎだろ!
- iPhoneアプリレビュー
- シューティング・FPS系アプリ学科
- TravelShooting JP (トラベルシューティング ジェイピー)
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TravelShooting JP (トラベルシューティング ジェイピー)
- シューティング・FPS系アプリ学科
- 無料
- 開発:Takuji Fukumoto
- バージョン:1.0.0
- サイズ:19.4MB
※掲載中の価格等の情報は記事作成時点でのiOS版の内容を元に作成しています。
その昔、セガの体感ゲームっていう、大型筐体のシリーズがあったんですよ。
『ハングオン』とか『アフターバーナー』とか、プレイに合わせて座席がギュンギュン動いていたのです。
その体感ゲームの人気タイトルといえば『スペースハリアー』でした。
1985年、今から30年くらい前の作品です。
この『スペースハリアー』をリスペクトしてiPhoneに蘇らせたのが、今回ご紹介する『TravelShootingJP』でございます。
最初は、うわーパクリ出たなー、ぐらいの気持ちで始めたんですけど、これ、パクリのクオリティじゃないです。
ちょっと最初に動画見ちゃってもらえますか。
なんですかこの速さ!(秒間60フレームだそうです)
自機や敵の動き、障害物、ボス戦、BGM...。
本気で『スペースハリアー』をリスペクトしてないと、これ作れないですよ!
もうさっきの動画でお腹いっぱいですが、いちおうちゃんとレビューしますね。
『スペースハリアー』と大きく違うのが舞台設定。
舞台は日本、主人公はギター型の武器を持った女子高生です。
プレイ初回にご紹介が出ます。
弾の避け方まで親切に教えてくれます。
舞台が日本なので、ステージも都道府県になってます。
最初のステージは北海道。
遠くにラベンダー畑が見えます。
ところがそんな背景なんて見てる余裕は全然無いのです。
とんでもない高速で、しかもスムーズに、敵や障害物が迫ってくる!
女子高生はiPhoneを傾けて操作します。
タップの移動もできますが、傾け操作のほうが気分が出るので断然オススメです。
弾はオートで出ます。
『スペースハリアー』同様、地面に降り立つとちゃんと走ります。
スクショは撮りそこねたんですが、障害物につまづいた時の「オットット」まで再現されてましたよ!
敵や弾に当たったり、壊せない障害物にぶつかると1機減り、残機が無くなるとゲームオーバー。
ちなみに、最初の北海道ステージは練習代わりなので残機が減りません。
ただでさえスピード感あふれるゲームなので、練習ステージがあるのは嬉しい。
ステージ最後にはボスがいます。
最初に言われたとおり、敵の弾は円を描くようにして避けるのがポイントです。
北海道をクリアしたら、いきなり神奈川になりました。
青森から南下するかと思ったのに。
ここから、ミスすると残機が減ります。
本番です。
神奈川ステージは海の上。
クルーザーは壊せますが、岩にぶつかるとミスになります。
ちなみに、カモメも敵です。
ボスはサメです。
こっちを向いている時じゃないとダメージが与えられません。
というか、ここまで来るのにすでに一苦労、手応え充分です。
残機は3機しかないんですが、課金すれば10機まで増やせます。
神奈川を抜けると次は京都。
鳥居にぶつかると死んじゃいます。
くぐり抜けるのが難しい......!
難易度は高いんですが、まさに「初心者はいつのまにか死んでる」という『スペースハリアー』の難しさ!
アラフォー世代は涙しながらプレイするべき!おススメです。
■このアプリのオススメポイント
・あの『スペースハリアー』を高クオリティで再現!
・骨のある難易度で手応え充分
■このアプリの残念なところ
・ステージクリアーごとに全画面広告がある(課金で非表示可能)
■このアプリを使ってみた感想まとめ
安易なパクリとは次元が違う完成度です。BGMもそれっぽくて、爽快感もあり、もうやってて楽しくてしょうがないです。背景は日本にアレンジしてますが、敵はスペハリっぽいままのでバランスもよいですね。とにかくオススメです!