話題のオリジナルTシャツが作れるユニクロ「UTme！」が本当に簡単で凄い！ダサい写真も加工でオシャレになる

ついに時代はここまで来たか、と思いました。
思わずにはいられませんでした。

いや、このユニクロの「UTme!」ってアプリ、相当すごいんですよ。

規約での著作権の問題などでもテレビに取り上げられて話題になっていたので、既にご存じの方もいるかもしれませんが、改めてこのアプリがどのくらい面白いか、何が面白いのかをレビューしていこうかなと。

ちなみに著作権の問題は、当初ユーザーがデザインしたものもユニクロのものだという規約になっていましたが、ユーザーの多くの反発もあり現在は、著作権はユーザーに帰属するという内容に変更されたので、そのあたりの問題は無くなりましたね。

そもそもこの「UTme!」は、なんぞや、と言うと、Tシャツのデザインをアプリで出来る、というものです。ざっくり言えば。

なのでたとえばiPhoneで写真を撮って、その写真をプリントして加工したTシャツをつくる、なんてことだって簡単に出来ちゃいます。


たぶんそういうオーダーメイドのサービスって今まで他にもあったとは思うんですけど、
これは何がすごいって、「軽いノリで、すぐ出来る」っていうところがすごい。

だって、写真を撮ってTシャツのデザインを決定するまで、2～3分あれば出来ちゃうわけですからね。

しかもアプリ内でオンライン注文も出来るので、ほんとにお手軽。

「あ、世界に一枚だけのTシャツほしいな」
って思った数日後には、それが手元に届いちゃったりするわけですから。
文明の発展ってすごいね。

オリジナルデザインＴシャツ作成の流れ

では実際にどうやってオリジナルTシャツをつくるのか、やってみましょう。

最初にアプリを起動して作成しようとすると、チュートリアルが表示されます。

基本的には上の画像にあるように、
グラフィックを作成→加工する
の流れです。

で、出来上がったものを注文すると。
まあなんて簡単なんでしょう。
それでは順番にトライ！

まずはグラフィックの作成です。
絵画、文字入力、画像貼り付けの3パターンから選べます。
とりあえず一番手っ取り早い、画像貼り付けでやってみますね。

一番下の、「PHOTO」をタップ。
すると自分のスマートフォンに入っている画像の中から、好きな画像が選べるのでセレクトします。

今回はこのアプリのすごさをお見せするため、あえてダサめのを選んでみますね。

バーン。
え、これ何かって？

ドレッシングのふたを取ろうとしたら、指をひっかけるところだけ外れて絶望した時の一枚だよ。

どうだい、そのエピソード含めてなかなかのダサさだろう？

これを、次に加工していくわけです。
加工は3つのパターンがあります。

シェイクして、と書いてある通り、これは実際にスマートフォンを振って加工するんですね。

そうすると、選んだ加工方法に応じて勝手に良い具合のデザインになってくれるんですよこれが！
試しに、一番上の「SPLASH」でこのダサい画像がプリントされたTシャツをシェイクすると......。

バーン！

どうですか？　なんかよく分かんないけど、ちょっとふつうに店内に陳列されてそうじゃないですか？
これ正直、元の画像知らなかったら違和感ないよねっていう。

あとは完成したこのデザインをTwitterやFacebookなどで共有するも良し、
データをとりあえず保存しておくも良し、
そのまま購入へ進むも良しです。


超簡単。マジで簡単。
ここまでかかった時間、ほんとに2～3分ですからね。

せっかくなので一通りやってみようじゃないか、ということで次は「PAINT」に挑戦。
絵心がないので文字をイラストチックにしてみました。

それがこちら。じゃーん。

自分大好きか！
でもこれ着てれば、自己紹介いらないからね。

「お名前は？」「あ、こういう者です」つってTシャツ指させばいいだけだからね。

ちなみにこのペイントモード、お絵かき出来る範囲がそこまで広くないのと、
細かいタッチのイラストはよっぽど上手な人じゃないと描けないだろうってので、
なかなか難易度は高いと思います。

さてさて、最後に「TYPOGRAPHY」にチャレンジしてみましょう。
これは文字を好きな色、間隔で入力するだけなので楽ちん。

ということで、出来ました。じゃーん。

どうすかこれ。
イカしてると思いませんか。着ろって言われたら、僕は着ませんけど。

でもね、このTシャツ着て混んでる電車とか乗ったら、
ちょっと周りにスペース出来て快適な通勤ライフを過ごせるかなって思うんですよ。
だってこれ着てる人が隣来たら、とりあえず距離置くもんね。

便利グッズとして一枚いかがでしょう。
あ、そうそう。


デザインのパターンは3つなんですが、組み合わせることも可能です。
たとえばこの画像をまず貼り付けて......。

上からテキストを挿入。
するとこんな感じのTシャツに！

これを着て街中を歩けば、逆ナンされる率がちょっとだけ上がるかもしれないよ！
もしかわいい女の子に声をかけられたら、堂々とこう尋ねましょうね。

「君の体のそのマシュマロみたいなふたつのプリン、食べていいのかい？」って。

あ、通報とかされても僕は責任持ちません。
自己責任でお願いします。


あと、おまけとして、他の人がどんなのをつくっているのかも見ることが出来ます。

この画面の左上にある三本線をタップして、「みんなのデザインを見る」を選びましょう。

こんな具合に、いろいろなデザインを見て参考にしたりも出来ます。

Tシャツのお値段は1,990円に消費税と送料がプラス。

試しに注文手続きまで進んでみましたけど、まあ2,500円くらいあれば買えます。
「完全オリジナルで自分好みのTシャツ」と考えればお買い得な値段ではないかなー、と。

今年の夏は、自分だけのTシャツで街を歩いて街行く人たちの視線をゲットだぜ！
あ、僕の考案した「ワキガ＆ミズムシT」と「彼女欲しいT」は誰か使いたい人がいたら使っていいですよ！

ちなみに僕はこの「ワキガ＆ミズムシT」を略して「W＆M」と呼んでいます。

なんか、どっかの大手メーカーっぽいかなって思って。
「これどこの服？」「えー、W＆Mだよ」みたいな。


そろそろ怒られないかどうかが心配です。

■このアプリのオススメポイント

・誰でも、すぐにオリジナルTシャツがつくれる

・アイディア次第でデザインは無限大

■このアプリの残念なところ

・今のところTシャツの色は白しか選べない様子

・加工のパターンなどがもう少しあれば良かった