切なく幻想的な雰囲気の「el」。絵本タッチのイラストに、ムービーと、自然と次に進みたくなる魅力がたっぷり。

ゲームで重要視する部分って人それぞれだと思うんですけど、
雰囲気もとても重要な部分だと思うんですよ。

かなり前のゲームなんですけどPS2用ゲームソフトのICOなんかもその雰囲気やストーリーから高い評価をされているじゃないですか。

あのCMは何となく印象に残っています。

というわけで今回紹介する「el」もまさに雰囲気やストーリーが魅力のゲームです。

見てください、このイラストタッチ！

もうこの時点でなんか惹き付けられちゃいますよ！

ゲームを開始しますと光る何かが落ちてきて、少年のようなシルエットになります。
ちなみにこの少年が主人公です。

その少年が傘を手に入れて飛び立つ、というところからゲームは始まります。
とてもシンプルですがゲーム部分の流れも簡単に説明しますね。

ゲームは横スクロールのアクション風です。

タップで浮上、スワイプした方向に素早く移動という2つの操作でゴールを目指すというもの。
白い羽に触れると体力である傘が回復し、跳んでくる鳥や気球、木などの黒く描かれている障害物にぶつかってしまうと体力が減っていきます。

体力が0になると落下してゲームオーバーとなります。

まぁゲームの操作のことはこれくらいにしましょう。

あくまでもこのアプリの売りは何度も言うように雰囲気ですから！

ステージクリアするとこんな風に絵本タッチでのムービーが流れるときがあります。

ムービーといっても派手な演出や台詞といったものはありません。

それでも充分、というか派手さがないというのがかえってイラストや雰囲気の魅力を活かしています。

上のストーリー部分で知り合った女の子も一緒に飛ぶことになります。

そして女の子を連れて行った先にてまた新たなストーリーが。

前述したように台詞などはないので、あくまで流れから自分でシナリオの内容を予想することになると思うのですが、いろいろな想像をめぐらせながら楽しめるのもこの手のゲームの魅力だと思います。

雰囲気ゲーが好きな人には文句なしにおすすめです。

■このアプリのオススメポイント
・雰囲気が素晴らしい
・魅力的なストーリー

■このアプリの残念なところ
・アクションパートはやや難しめに感じた