盗まれたのは「あなたの心です」！？『タップ・シーフ・ストーリー』でほんわかハートウォーミング！

ドロボウはもちろん犯罪ですけど、英語で「シーフ」って言うとなんだかオシャレです。

ファイナルファンタジー6のロックならば「おっと、トレジャーハンターと言ってくれ」と返すかもしれませんが。

兎にも角にも、ファンタジーの世界におけるドロボウには夢が詰まっているのです。

さて、ノスタルジックな気分に浸れるファンタジードロボウゲームがこれ、『タップ・シーフ・ストーリー』。

ドロボウ、もとい可愛いシーフが、木の上からターゲットとなるお家を物色しています。

眠っているおっさんを起こさないように、奥にある宝箱を開けるのがゲームの目的。

おっさんは年の割に、一度寝たらちょっとやそっとの物音では起きないタイプらしいです。

『タップ・シーフ・ストーリー』の名前通り、操作はタップのみ。

画面のどこをタップしても大丈夫なので、タイミングよくタップしましょう。

足音マークが赤く光ったタイミングで、タップ！

失敗するとトテっと転んでしまいます。

ゲームの合間に挟まれるストーリーも、なんだか味があります。

年甲斐もなく宝集めに夢中になったおっさんは、奥さんに先立たれ一人息子に家出されたんですね......。

家庭崩壊レベルの子供心を持ったおっさんです。

泥棒対策にも余念はありません。

ゲームが進むと、トゲが出たり引っ込んだりする罠をあちこちに仕掛けてきます。

トゲに刺さったり、転んだりするとおっさんの眠りが浅くなります。

「ZZZ」という寝息がゼロになると起きてしまうので気をつけましょう。

ときおりコウモリがアイテムを運んでくるので、頭の上に来たタイミングで2回タップしてジャンプしてみましょう。

便利なアイテムをゲットです。

ゲームオーバーになると、おっさんが双剣で泥棒に襲いかかってきます。

若い頃はやはりアサシンだったのでしょうか。

......おっさん、若い頃は「少しえっちな本」をドキドキしながら購入する純朴な青年だったようです。

■このアプリのオススメポイント

・ほのぼのとした世界観で、グラフィックもがすごく綺麗。

・シンプルな操作なので肩肘張らずに遊べる。

■このアプリの残念なところ

・ステージ数が少なく罠もトゲ床のみなので、あっさりクリアできてしまう。

・「最初から」を選ぶとセーブデータが消えてしまうのに、なんの注意も出してくれないのでわかりづらい。