【Apple発表会】iPhone5Sでは指紋認証(Touch ID)対応、世界初の64bit A7チップ搭載。9月20日販売
日本時間9月11日 AM2:00より行われた、Apple発表会。
今回の発表で事前に噂になっていたiPhone新機種2種類の発表とiOS7のリリース予定。
そして日本での注目度の高いdocomoのiPhone販売の有無。
どのような発表内容となっていたかお伝えします。
【関連記事】iPhone5s/5c購入前に知っておきたい!おすすめキャリアはどこ?プラチナバンドLTEの対応状況比較
新OS iOS7の公開は日本時間19日
iPhone史上初の大型アップデートとなるiOS7については、日本時間9月19日より公開される事が発表されました。
iOS7では、各種機能の追加が事前に伝えられていたが、着信音にテクノ調のミュージックも追加されたとの事だ。
新機種①「iPhone5C」カラーは5色のプラスチック製
事前のリーク情報にあったように廉価版となる「iPhone5C」はプラスチック製のボディとなっている。
カラーは、これまでのiPhoneにはない非常にカラフルなバリエーションとなっており「ホワイト、ピンク、イエロー、ブルー、グリーン」の5色となっている。
Appleは、iPhone5Cは、カラフルにデザインされたiOS7に非常にマッチしたカラーリングとなったいるとコメント。
画面サイズは4inchとなっており、既存のiPhone5と同サイズとなっている。
バッテリーの持ち時間については、iPhone5よりも若干長くなっている。
内側にあるFaceTime HDカメラは、暗いところでも綺麗に映るようになった。
LTEに対応し、世界中のいかなる周波数帯にも対応している。
本体価格は、2年契約のもので
16GB $99
32GB $199
iPhone5C専用のAppleオフィシャルのカバーは、$29で販売。
iPhone5Cの本体は、実際に触ってみるとプラスチックとは思えない感触になっているとコメント。
新機種②「iPhone5S」大きく3種類の機能がパワーアップ
iPhone5Sは、「これまでで最も先を見据えた携帯電話である」と発表。
本体カラーは、「スペースグレイ」「ゴールド」「シルバー」の全3種類となっている。
①世界初 64bit A7チップ搭載
デスクトップクラスのCPUである64bit A7チップを搭載している世界初のスマートフォン。
初代iPhoneと比較すると最大で56倍もパフォーマンスが向上している。
既存のアプリも全て64bitに作り直されている。iOS向けにアプリを提供するデベロッパーのアプリについてもXcodeで簡単に64bit化する事が可能としている。
②カメラレンズf2.2、フラッシュLEDを2つ搭載で1000種類の明かり
本体のレンズの性能が向上している「F値2.2」「従来比15%増のセンサー」
またiOS7の新しいソフトウェアでは、ホワイトバランスや明るさの調整なども自動で行ってくれるようになり、更に1回の写真撮影で内部的には複数の写真を撮影し、その中から最も美しい写真を選んでくれる。
本体外側のLEDフラッシュを2つ搭載。
1つは白色の明るいLED、もう一つは黄色の温かみのあるLEDとなっている。
2種類のLEDフラッシュを搭載する事で、撮影時の場面や被写体に応じて最も適切な明るさのフラッシュを2つのフラッシュで掛け合わせて調整し発光してくれる。
約1000種類ものバリエーションの明かりを作り出す事ができる。
このフラッシュの機能により、これまでフラッシュを使用すると写真全体が真っ白くなり、あまり綺麗と言えなかった写真が適切な光量と色味の明かりで、プロの撮ったような写真撮影が可能になる事が期待できる。
スポーツシーンや小さい子供の写真を撮る際に役立つ「連続撮影モード」も搭載し、1秒間に10枚もの連射撮影可能。
ここでもA7チップにより、連続撮影した写真の中から最も美しい写真を判断し選んでくれる機能も搭載される。
「スローモーションビデオ撮影機能」も搭載される。
スローモーション撮影時には、1秒間に120fpsで撮影する事が可能で、通常の撮影モード中に任意の場所で途中からスローモション撮影を行うと言った事もできる。
撮影の例として、プールに向かって走るシーンは通常の撮影をして、飛び込む瞬間にスローもション撮影にするといった撮影方法を紹介している。
しかし、こちらの機能に関しては容量の圧迫になる恐れがあるのではないか、私は気になっている。
③Touch ID(指紋認証)に対応。iTunesでの購入にも使用可能
iPhone5Sのホームボタンには、従来のボタンにあった「四角いマーク」が無い。
その代わりに、このホームボタン部分には指紋認証センサーが内蔵されている。
Touch IDでは従来のパスコード入力でのセキュリティに加え、指紋認証によるセキュリティ設定が可能となる。
指紋の設定は、複数本の指を認証登録しておく事が可能。
またTouch IDを使う事で、iTunes Storeでの購入の際にこれまでパスワードを入力していたところが、指紋認証により購入が可能になる。
尚、指紋データに関してはAppleではプライバシーを重視し、サーバーには保存されないようになっている。
本体価格は、2年契約のもので
16GB $199
32GB $299
64GB $399
専用ケースは$39で販売
またM7コプロセッサ内蔵により、高度なモーションデータの計測が可能になる。例えばiPhone5S端末を持つユーザーが「止まっているか、走っているか、電話をしているか、車に乗っているか」といった細かな行動についても判別することが可能。
行動の判別が可能になることで、マップでのルート案内で車に乗っている時は車用のルーと、車から降りたら徒歩ルートを案内してくれるといったことが可能になる。
新型iPhoneの発売日は
日本での予約開始は、「iPhone5c」は、9月13日より開始。「iPhone5s」の予約は行わない。
発売は、両機種とも9月20日より開始となっている。
docomoでiPhoneは結局どうなの?
何度も誤報が続いたdocomoでiPhoneが発売される説ですが、今回の発表直前にも噂されたdocomoでiPhone発売の件については「docomoでもiPhoneを販売する」との発表がされました。
ついに国内3キャリア全てがiPhoneを販売する事となり、docomoユーザーがiPhoneに移行するなど、国内のiPhone市場が盛り上がる事が予想される。
この記事はどうでした?