Dropbox買収の人気メールアプリ『Mailbox』にAndroid版登場。行動パターン学習の「Auto-swipe」で迷惑メールの負担も軽減
iOS版のサービス当初よりiPhone用に最高に使いやすいメール管理アプリとして話題となり、2013年3月15日にはオンラインストレージサービスの「Dropbox」が1億ドルで買収したあの「Mailbox」のAndroid版がリリースされました。また同時にMac用のプレビュー版も公開。
【関連】
「クソ便利!!」130万人が待ったアプリが解禁!あの待望のメールアプリ「Mailbox」の使い方を日本語で解説。コツさえ掴めば超便利なGmailクライアントアプリ!
Mailboxは、「今は忙しいからあとで返信する」などメールの緊急度や種類によってジェスチャー操作(スワイプ)でメールを振り分けて、スヌーズ機能でリマインドも可能なメール管理アプリです。
現在対応するメールアカウントは「Gmail」と「iCloud」のみとなっているが、今後拡大する計画もある。
Android版だけの新機能「Auto-swipe」で迷惑メールの負担軽減
なんと今回リリースされたAndroid版には、iOS版に先行して「Auto-swipe」という新機能が搭載されている。
「Auto-swipe」は、ユーザーのMailbox上でのスワイプやスヌーズの設定などの履歴から行動パターンを学習して、メールの内容から自動的にスワイプやスヌーズを提示するという機能になっている。
例えば、ユーザーが迷惑メールを非表示にしたというアクションなどをAuto-swipeは学習していき、自動的に不要メールとして判別しユーザーが迷惑メールを個別に対応しなければいけない従来の手間を軽減してくれるようになる。
またAuto-swipeでの行動パターンの学習結果はDropboxに保存されるので、別の端末を利用する場合にも共通して適用される。
このためかAndroid版の「Mailbox」を利用するには、最新版の「Dropbox」のインストールが必要となっている。
「Auto-swipe」の機能については、「Mailbox」のサービス開始当初から実装を考えていたが、Dropboxにより買収されたことでインフラ整備が整ったことで実装が可能となったとしている。
なおこちらの機能はiOS版にもすぐに追加される予定となっている。
-
Orchestra, Inc.
-
Mailbox
-
無料
※記事作成時のiOS版での情報を記載しています。
この記事はどうでした?