「売れる為なら、俺は何でもする。」50日で1500万円稼いだ人気アプリを丸パクリ過ぎ！

AppStoreでの新作アプリの中で衝撃的なアプリを発見した。
それがこれ「V系バン麺の野望」

このアイコン画像を見てもしかしたらこう思った人がいるかもしれない。
「これって49人目の少女の続編？」

「49人目の少女」とは、トップアイドルを夢見て田舎から上京した少女を育てるという株式会社Nagisaからリリースされた育成ゲーム。
こちらのアプリは、50日間で40万DLも獲得し1500万円も稼いだとアプリ開発者の中でも非常に話題になった人気アプリである。

しか～し！この「V系バン麺の野望」はNagisaから出された続編ではなく、どうやらただのパクリアプリのようだ。

しかもただのパクリではなく、細部にまで忠実にこだわった完コピアプリというレベルの内容だったので本家と比較してみたいと思う。

豪快なまでのパクりのオンパレード

▼冒頭のストーリー演出が一緒

（画像左「（パクり）V系バン麺の野望」、画像右「（本家）49人目の少女」）
アプリ立ち上げ後最初に流れる主人公となるキャラクターのストーリーが流れる演出やストーリーの大枠での構成も本家とほぼ同じと言っていいほどの内容になっている。

▼画面やメニュー構成も一緒

ご覧のとおり主人公キャラクターのエラの張り具合から、レベルアップのための資金表示やメニューの内容や位置までほぼ一緒である。

▼資金集めに必要なファンだって一緒

レベルアップするための資金を集めるために必要になるファンをかき集める画面も一緒。
場所が原宿と秋葉原の違いがあって、キャラのデザインが異なるといった程度。

▼集まったファンからの資金回収のところも一緒

当然かき集めたファンから資金を回収するところも一緒。
パクりの方でも本家同様に回収時のボイスも手を抜くこと無くパクっている。

▼SNS拡散の仕組みだって一緒

本家の「49人目の少女」がヒットした大きな理由ともなっているレベルアップ時に表示される「オタクプレゼント」のメッセージ表示もコピーしている。
この機能の仕組みとしては、SNSでシェアすることでレベルアップに必要なファンを効率的に手に入れることができる機能となっている。

スクリーンショットに込められたパクりアプリ開発者の思い？

Nagisaでは、アプリヒットに関するノウハウを数多く語っており、それを意識して開発しているアプリ開発者はきっと多いことかと思う。
親切にも公開されているノウハウなので、それを使わないのはもったいないと私も思うし、ある程度のパクりは新しい物が作られていく上では必要な事だとは思う。

そしてこのアプリの他にもこれまでにもヒットアプリをパクったパクリアプリは無数に存在していたが、それでも完全なパクリとは言わせないようなオリジナル要素も盛り込んでいたものだが、このアプリに関してはそんなのお構いなしといったレベルでのパクり方なのである。

ここまでパクるのは完全にアウトに感じてしまうし、開発者自身それでいいのかと思ったのだが、その答えとも思えるメッセージが、このアプリのスクリーンショットにあった。

それがこちら

う～ん、なるほどそういうことね。

果たしてこちらのアプリは、栄光をつかむことはできるのだろうか