【悪用厳禁】iPhoneをパスコードロックしてもSiriが連絡先をバラしちゃう!回避策を教えます!
すごい技術なのはわかるんだけど、いまいち使い切れていないiPhoneの音声アシスタント『Siri』。
日本語に対応したころは珍しくっていろいろ話しかけて遊んだもんですが、最近はすっかりご無沙汰している人も多いのではないでしょうか。
その音声アシスタントSiriが、内緒のはずの連絡先を外に漏らしちゃう、という情報が入ってきました。iPhoneをパスコードでロックしても、ロックを外さずに中の連絡先一覧が見れてしまうのです。
海外のハッカーがその方法を動画で解説しています。
動画は英語環境のiPhoneですが、日本語でも同様のことができたので報告します。
確認した環境はiPhone5&iOS7.1.1です。
通常、パスコードロックをしたiPhoneでは、Siriに話しかけても連絡先を教えてくれません。
「連絡先」と話しかけても「まず、iPhoneのロックを解除してください」と言われます。
まず「電話」と話しかけます。
「通話の相手は誰ですか?」とSiriに聞かれます。
ここで、連絡先に複数登録されていそうな苗字を応えます。
「佐藤」「鈴木」「田中」などです。
(元の動画では、ここで"A"と打っています)
複数の連絡先にマッチすると、「どの方ですか?」と一覧を出して聞いてきます。
一覧の下にある「その他...」をタップすると......
すべての連絡先が表示されてしまいます!
もちろん、ここから全員の連絡先を確認することができます。
本来なら、パスコードをかけていれば見ることができない連絡先。
ちょっと気持ちが悪いですよね......。
回避策:ロック中のSiriをオフに!
普段あまりSiriを使っていないのなら、ロック中のSiri操作をオフにすることをオススメします。
設定より「パスコード」の項目を選択し、パスコードをオンにします。
パスコードを有効にしたら、同じ設定画面にある「ロック中にアクセスを許可」のSiriの部分をオフにします。
これで、パスコードロック中にSiriを使われることはありません。
セキュリティ上の問題なので、次期iOSでは見なおしてほしいところです。
くれぐれも彼氏のiPhoneをこっそりチェックしたい時とかに使っちゃダメですよ!
参考:Siri-ous Trouble? Hacker Claims to Crack iPhone Lock Screen - NBC News.com
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