【2分でわかる】iPhone6でおさいふケータイなApple新決済サービス「Apple Pay」とは?カード情報が渡らないセキュアで画期的な決済だ
iPhoneをかざして触れば支払い完了!
Appleの新しい決済サービス「Apple Pay」のここがスゴい!
「iPhone6」や「Apple Watch」など、新デバイスの発表が目白押しだった、本日未明のAppleイベント。
その中で、iPhone6向けのサービスとして発表されたのが、新しい電子決済サービス「Apple Pay」です。
「iPhoneをかざす&指紋認証する」だけで支払いが可能になるという「Apple Pay」、いったいどういうものなのか解説します!
「Apple Pay」でやることはシンプル。
決済につかうクレジットカードを、iPhoneのカメラで撮影するところから始まります。
撮影されたカードはPassbookに追加されます。
カードに記載された情報は自動的に認識されて、金融機関への照会も済ませるとのこと。
お店でお支払いをするときは、Passbookから使いたいカードを選び、iPhoneを店頭の端末にかざしてTouch IDで指紋認証します。
「かざして触る」だけで全部終わってしまいます。
元がクレジットカードなので、電子マネーのような「チャージ」を意識しなくてもいいんですね。
「iPhoneをかざして認証する」のは、おさいふケータイでも使われているNFC(近距離無線通信)という技術が使われています。
リーク情報でも名前が出てましたが、遂におさいふケータイがiPhone6とiPhone6 Plusで使えるようになるんです。
Appleもお店にもカードの情報が渡らないセキュアな決済
また、この仕組みのスゴいところは、店側にもクレジットカード番号や住所などの情報が渡らないこと。
店側にiPhoneをかざす時、カード番号は渡すことはなく、その場1回限りのセキュアコードでカードを認証します。
Apple側も、カード情報や取引データを保持しないそうです。
また、本人確認はTouch IDで行うので、iPhoneを落としたとしても別人がApplePayで支払うことはできません。
「iPhoneを探す」で支払い機能をオフにすることもできます。
セキュリティ上とてもメリットがある仕組みなんです。
既にアメリカン・エキスプレス、マスターカード、VISAと提携を発表しています。
また、多くの銀行と提携し、米国の83%のクレジットカードがApplePayに対応するとのこと。
「ApplePay」の仕組みは支払い方法の部分が新しいだけで、既存のクレジットカードの利益を侵害しないんですよね。
大手クレジットカード会社を敵に回さない、というのも政治的に賢いですよね......。
Apple Payは米国で10月から利用可能になります
iPhone6とiPhone6 Plusの発売から少し遅れてのスタートです。
利用可能な店舗はマクドナルドやトイザらス、サブウェイ、Uberなど22万店舗!
日本国内での利用可能時期はまだ未定です。
最後に、イベント会場で実際にApple Payを試している動画を紹介します。
「かざして、触るだけ」の簡単さがよくわかりますよ!
参考:The Verge
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