【世界初】画面が曲がってる!?曲面スーパー有機ELディスプレイ「GALAXY Note Edge」エッジスクリーンが便利、S PENの手書き再現度が凄い。サムスン製品発表会
8日渋谷にて、サムスン電子ジャパン株式会社による『GALAXY WORLD TOUR 2014 TOKYO』が開催されました。
世界初の曲面ディスプレイ採用の「GALAXY Note Edge」、防水防塵・耐衝撃に対応したタフな端末「GALAXY S5 Active」、有機EL採用のプレミアムタブレット「GALAXY Tab S」、ウェアラブルデバイスからは3G対応で単独利用が可能になった時計型の「Gear S」とBluetoothヘッドセットの「Gear Circle」が紹介されました。
また会場では360度コンテンツを楽しめる「GearVR」を使ったVR体験などの体験コーナーも用意されていました。
それでは、会場での発表内容をお伝えいたします。
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曲面ディスプレイが特徴的な「GALAXY Note Edge」は日本先行発売
MCはプロレス実況でもおなじみの辻よしなりさん
まず発表する「GALAXY Note Edge」の特徴である曲面ディスプレイのエッジスクリーンの紹介をパントマイムでアピール。
ディスプレイ手前の細く縦長にアイコンが配置された箇所が「エッジスクリーン」です。
サムスンからは営業Teamの阿部氏が登壇。
「GALAXY Note Edge」はドイツ・ベルリンでの発表でも多くの評価を得ているが、日本でのヒットが世界での成功につながると考え、日本先行発売を発表。発売は10月下旬を予定。
外観の特徴となる「エッジスクリーン」の曲面ディスプレイ採用は世界初となる。
プロダクトTeamの大越氏。
カラーバリエーションは「フロストホワイト」と「チャコールブラック」の2色。
背面パネルは手に持った時のやわらかな質感と見た目の高級感があるソフトレザーを使用。
曲面ディスプレイ用に採用された強化ガラスをを使用しており、耐久性能面も考慮されている。
ドコモモデルは「GALAXY Note Edge SC-01G」
auモデルは「GALAXY Note Edge SCL24」
5.6インチのディスプレイはスーパー有機EL採用で色の再現力高く鮮やかに表示する。
解像度は「横1440+160 ✕ 縦2560 QHD+」
+160は、曲面のエッジスクリーン部分。
GALAXYマスターの松田さんも登場し、GALAXY Note Edgeの機能面を詳しく説明してくれました。
まずはエッジスクリーンの機能となる、アプリ配置のカスタマイズについて。
自由にアプリを格納できるので、ランチャーのようによく使うアプリに簡単にアクセスする事が可能になる。
電話やメールの着信通知がエッジスクリーン上で表示されるので、例えばメインスクリーン部分で動画を再生していても視聴の邪魔にならずに、通知が表示される。
エッジスクリーン部分用に自由に壁紙を設定できるので、小さなスペースを使って個性的な表現が可能となっている。
壁紙の変更デモでは、鮮やかな壁紙に設定したり、
落ち着いた黒い壁紙に設定したりと、幅160pxのスペースで自由な表現が可能なことをアピール。
そしてエッジスクリーンでは、アプリの配置や壁紙の設定の他にも機能を持たすことができる「クイックツール」という機能がある。
例えば定規を表示させて実際に長さを測るといったことが可能。
この他にも「タイマー」や「ボイスレコーダー」などといった機能も用意されている。
複数のアプリを立ち上げて操作可能な「マルチウィンドウ」も進化し、2画面分割しながら同時に5つのポップアップ画面を表示可能。
「マルチウィンドウ」の使い方として、LINEで友達と会話をしながら地図を立ち上げて待ち合わせの場所を送るといった物が紹介された。
大画面ならではの機能であることがアピールされていた。
2画面分割だけでなく、一時的にアイコン化し最小表示して残しておきながら、再度立ち上げるという使い方も可能なので、ホームボタンを繰り返し押して戻る必要がなくなる。
そして使い心地が大幅に進化した「S PEN」。
実際に紙に書いているような書き心地の再現にこだわって開発されたとのこと。
ペン先の感度は「GALAXY Note 3」と比較し約2倍になっている。
会場では、松田さんが事前に筆ペンで実際の紙に書いた名前と、GALAXY Note EdgeにS PENでその場で書いた文字の質感を比較。
壇上に立ちながらでの実演ということもあってか、実際の紙に書いた文字と同じというわけではないが、紙に書いているような筆圧が再現されていた。
S PENで文字を書く際に、手が画面に触れても誤作動を起こすこと無く書ける点も実際に紙に文字を書く感覚が再現されている。
撮影した写真に落書きする機能もあるので、そういった時に手書き感覚で書けるというのは非常に有効そうだ。
さらにペンでは、文字を書く以外に「マウス」のような操作も可能となっている。
写真の複数選択やテキストの部分選択などのマウスでのドラッグ操作もペンを使って操作することができる。
そして「スマート選択」機能。
通常友達との食事の場所の連絡では、お店のURLを貼り付けるというのが一般的だが、お店のホームページによってはどこに場所などの情報が記載されているかわかりにくいこともある。
そんな場合などに「スマート選択」を使用すると、任意の領域を選択しトリミングを行い、トリミングした部分の情報だけを送ることができる機能となっている。
複数の候補から必要な部分だけを送ることができるので効率的に相手に情報を伝えることができる。
ホワイトボードに書かれた内容を撮影するだけで簡単にメモにのこせる「PHOTO NOTE」
斜めから撮影したものも、正面から撮影した状態に補正し、さらに文字の色やサイズの編集も可能となっている。
カメラ機能は、メインカメラは約1600万画素、内側のサブカメラは約370万画素。
メインカメラでは、フルHD(1920✕1080)の4倍の解像度の4K(3840✕2160)での動画撮影に対応。
自分撮りの「セルフィ」が流行っているが、今回のカメラでは内側のサブカメラ部分が特徴となっている。
レンズは、GALAXY Note 3の時のF値2.4よりも明るいF値1.9となっている。
90°の広角レンズとなっている。
さらに大人数での撮影など、より広角を求める場合には120°のワイド自分撮りモードも搭載。
また自分撮りをよりカンタンに美しく撮影できるようにシャッターにも仕組みが盛り込まれている。
背面パネル部分の心拍数センサー(HRセンサー)を、指で押さえて離すとシャッターが切れるようになっているので、手ブレしくい工夫がされている。
音についてもこだわっている。
まずは3つのマイクを搭載したボイスレコーダー機能。
マイクが3つあることで8方向の音を聞き分けることが可能となっている。
再生時には、特定方向の音だけを再生することが可能となっている。
会場では想定シーンとして、会議の議事録を作成するためにボイスレコーダーで記録し、重要な発言をする人の方向の音声だけ再生することで、議事録をスムーズに作成できると紹介。
音楽の再生面は、もちろんハイレゾ再生に対応。
そしてCD音源の音楽もハイレゾ化してなめらかな音質で再生する「K2 HD」という技術を搭載している。
<GALAXY Note Edge スペック詳細>
サイズ:高さ151 幅82 厚さ8.5 mm
重量:177g
ディスプレイサイズ:5.6インチ/スーパー有機EL(QHD + Super AMOLED)
ディスプレイ解像度:横1440 + 160 ✕ 縦2560 QHD+
CPU:2.7GHz クアッドコア
OS:Android 4.4
バッテリー:3000mAh
カメラ(メイン):1600万画素
カメラ(サブ):370万画素
外部接続:Blootooth Version4.1、Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac 準拠 HT80対応 MIMO対応、USB2.0 High Speed
メモリ(内蔵):RAM 3GB/ROM 32GB
メモリ(外部):microSD / microSDHC / microSDXC (最大128GBまで)
実際に「GALAXY Note Edge」を触ってみた
そんな見た目のデザインだけでなく、機能的にも充実した「GALAXY Note Edge」が会場内で展示されていたので少し触ってみました。
こちらが「GALAXY Note Edge」。
手に持った感覚はiPhone6 Plusと近いが、若干厚みを感じるといったところ。
本体正面の右側の曲面のエッジディスプレイは、こんな具合に曲がっています。
この部分によく使うアプリを入れておけるのは、確かに便利そう。
実際に触ってみないとわからないと思ったのが「S PEN」での書き心地。
ペンの種類、太さ、色を変更できます。
いろいろな種類のペンで文字を書いてみましたが、確かに手書き感覚に近く再現されていましました。
「止め」や「ハネ」など漢字を書く上での表現も再現されているのに驚きました。
日本との相性は良さそうですね。
『GALAXY WORLD TOUR 2014 TOKYO』では、この他にも製品が紹介されていましたが別記事で紹介したいと思います。
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