回線速度が向上したiPhone6/6 Plusは本当に速くなった?『MFR回線速度チェッカー』で調べてみよう。auはキャリアアグリゲーション効果か
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MFR 回線速度チェッカー
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- 無料
- 開発:Mfro Inc.
- バージョン:2.0
- サイズ:14.5MB
※掲載中の価格等の情報は記事作成時点でのiOS版の内容を元に作成しています。
発売されたばかりiPhone6とiPhone6 Plus。
大きさばかり話題になっていますが、実は回線速度の向上も注目ポイント。
キャリア回線である4G LTEも、Wi-Fiの速度も、どちらも速くなっているんです。
知ってました?
4G LTEでは、対応する周波数帯が増え、国内ほぼ全てのLTE周波数をサポートするようになりました。
中でも注目すべきは「キャリアアグリゲーション」の対応です。
キャリアアグリゲーションとは、例えるならば「2つの電波のミックス」。
800Mhz帯と2GHz帯という、2つの周波数帯の電波を同時に使い、受信時には最大150Mbpsの速度が出るとのこと。
現在、キャリアアグリゲーションは国内ではauのみ対応しています。
松岡修造さんのCMでもおなじみですね。
auのiPhone6発表イベントでも、キャリアアグリゲーションをアピールしていたようですが......。
回線の速さをアピールするはずが、錦織選手のフォームの解説を始める松岡修造さん。 pic.twitter.com/G5vz1Eirwm
-- ゲットナビ (@getnavi_gakken) 2014, 9月 18
後ろのでんぱ組.incの真顔もすごいですが、とにかく速いらしいです。
なお、Docomoは2014年度内に、SoftBankは2015年移行の予定とのこと。
対応が待たれますね。
「MFR回線速度チェッカー」で実際に測ってみよう
理論上では速くなるのはわかるけど、回線速度って測ってみないとわかんですよね。
というわけで実際に測ってみましょう。
速度を測るのは『MFR回線速度チェッカー』。
今回アップデートして、上り/下り双方の速度が測れるようになりました。
測定方法はとても簡単。
アプリを起動して、「測定開始」をタップするだけです。
上りの回線速度を測った後、そのまま下りの速度も一緒に測ってく入れます。
というわけで結果が出ました。
キャリアはSoftBankですが......こんなもんなのかな?
そんな時は「ランキング」を見るとよいです。
ユーザが『MFR回線速度チェッカー』で測った、全国・全キャリアの回線速度情報が集計されています。自分が住んでいる地方のみの集計や平均値の算出も可能なので、「自分だけ遅い......?」という不安が解消されるのはいいですね。
せっかくなので、auのキャリアアグリゲーションが効果を上げているかどうか、国内3キャリアのiPhone6のLTE(4G)下り回線速度を見てみましょう。
まずはDocomoとSoftBank。
ランキングではSoftBankの値が高いですが、平均値で見るとそんなに変わらないですね。
対してauはというと......他よりも少しだけ平均値が高いです。
やっぱりキャリアアグリゲーションが効いているのかも......?
ただ、やはり理論値の「150Mps」はなかなか出ないみたいですね。
統計は情報が集まれば集まるほど正確になります。
みなさんも『MFR回線速度チェッカー』でお手元のiPhoneの回線速度を測ってみてはいかがでしょうか?
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