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元手話サークルのボクが薦める。手話を3Dアニメーションで学べる『ゲームで学べる手話辞典』ならゲームをしながら手話を覚えられる!

だてまき

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ゲームで学べる手話辞典

教育系アプリ学科
無料
開発:SOFTBANK MOBILE Corp.
バージョン:1.0.0
サイズ:93.3MB

※掲載中の価格等の情報は記事作成時点でのiOS版の内容を元に作成しています。

地味にボク、大学時代は手話サークルに入っていました。

意外とファミレスや電車内で手話使っているひとも多いわけで、使えないより使えた方がコミュニケーションの幅は間違いなく広がります。

とはいえ。

本で手話を勉強しようにも、動きのあるものなので独学だと難しいです。


今日紹介する『ゲームで学べる手話辞典』は、360度3Dアニメーションで手話を勉強できて、なおかつ手話クイズ形式のゲームまで遊べるアプリです。

「手話に興味あったけど勉強のしかたがわからない」ってひとにも、「まえ少し勉強してたけど最近まったく使ってない」ってひとにもオススメできます。


接客業のアルバイトとかでも、手話が使えると重宝されたりしますよ。



201402_signlang_ss01.jpg
タイトル画面です。

「学ぶ」モードと「遊ぶ」モードの2種類があります。

最初は真面目に「学ぶ」モードを確認してみましょう。



まずは「学ぶ」モードの使い方

201402_signlang_ss02.jpg
じゃじゃん! と単語辞典が表示されます。

たとえば、一番上の「愛」を選んでみましょう。



201402_signlang_ss03.jpg
3Dアニメーションで女性司書さんが「愛」の手話をしてくれます。

どういう風に手を動かすのか、動きを見れるのはかなりいいですね。

ポジティブな単語なら顔を優しげに、ネガティブな単語なら顔をしからめて、という風に手話では表情も重要なんですが、このアプリはそこら辺も上手く3Dアニメーションで再現されています。



201402_signlang_ss04.jpg
また、単語とは別に手話には「指文字」というのがあります

指文字を使えば、50音の文字1つ1つを指で表現できます。

手話の単語にない名前などは、この指文字を使って表すんですね。

このアプリ、なんとこの指文字も学ぶことができます

検索窓に指文字で表したい単語を入れて、一番下のボタンを押してみましょう。

ここではライター名の「だてまき」と試しに入れてみました。



201402_signlang_ss05.jpg
お姉さんが「だてまき」と指文字で表現してくれました。

自分の名前を手話でどう表現するか、ということが気になるひとも大助かりです。



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単語の勉強にも便利な機能が多いのが魅力です。

カテゴリごとに単語がまとめられていたり。



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「シーン別例文集」のタブを押せば、様々なシチュエーションで使える例文もたくさん載ってます。



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解説もこまかく確認できますし、手話のスピードも調整できるので初心者のひとから慣れているひとまでカバーできています。



「遊ぶ」モードは手話クイズ

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と、ここまででも充分にいいアプリだと個人的に思うんですが、「遊ぶ」モードもしっかり作りこまれています。

手話クイズ形式なので、勉強した手話単語の力試しにもなります。



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モンスターが出現しました、というわけでRPGっぽい感じです。



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キャラクターが手話を行うので、どういう意味の単語かをフリック入力で回答します。

回答することができれば、魔法が発動して攻撃成功です。



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文字数もヒントになりますが、勉強してないとやや難しいです。



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この場合「おはよう」だったので、ささっと入力します。



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正解、というわけで攻撃成功です。



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「影」と呼ばれるモンスターを倒して、どんどん進んでいきます。



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文字入力には制限時間が設けられています。

時間ギリギリになると正解文字の行が光りますが、どの文字かまではわからないので何はともあれ予習が大事です。



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時計が一周する前に答えなければ、その文字の答えが公開されダメージを受けます。



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攻撃力は溜まった「魔法ゲージ」、つまり文字を正確に入力できた数で決定します。ストレートで正解するのが一番です。



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「魔法ゲージ」をすべて溜めることができれば、HPが回復します。

技の選択、などのRPG要素はありませんが、演出は丁寧なので飽きにくいです。



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マップ画面もいい雰囲気です。

ファンタジー的な世界観ですね。

基本プレイは無料ですが、接客用語集や専門用語集は有料アドオンです。

もっと色々勉強したい、というかたは購入検討してみましょう。



■このアプリのオススメポイント

・本だけではわかりづらい手話を3Dアニメーションで学べる。

・ゲームの出来もよく、遊びながら手話を勉強できる。

■このアプリの残念なところ

・手話をまったく勉強したことない初学者には何から勉強したらいいのかわかりづらいので、「学べる」モードに初学者向けの誘導が欲しかったかも。

■このアプリを使ってみた感想まとめ

手話を学ぼう、と思っても本だけじゃ難しいしカルチャーセンターとかに行く時間もなかなか取れないなあ、というひとに間違いなくオススメできます。【ゲーム+教育】は可能性感じるので、もっと色々なアプリが出てきて欲しいですね。

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どうしようもないわたしが歩いてゐる

だてまき

なんか色々やってます。基本的にはゲームが好きなのでそういう仕事をしてますが、アイドルとか声優とかああいうのも好きです。「いつでも面会大歓迎!」な時期が私にもありました。取りこぼした十代の思い出とか宿題がいっぱいです。

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