ソシャゲの仕組みを教育系に!『たし算ひき算~算数忍者~』で算数をマスター!小学生の娘にもやらせてみたところ……
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- 低学年向け たし算ひき算〜算数忍者〜
低学年向け たし算ひき算〜算数忍者〜
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- 開発:Fantamstick
- バージョン:1.0.2
- サイズ:52.4MB
※掲載中の価格等の情報は記事作成時点でのiOS版の内容を元に作成しています。
どうも、二児の父、ライター井上です。
まだ家族全員川の字で寝ているんですが、子供の寝相が悪くて蹴られまくっています。
顔に突然かかと落としをしたりとか、そんな早朝ドッキリは早くやめてほしいです。
さて、そんなお父さんライターが今日ご紹介するが『たし算ひき算~算数忍者~』。
小学1年生向けの足し算引き算を、楽しみながら勉強できるというアプリです。
AppStoreで教育ランキング1位になったこともある本作、
いったいどういう忍者なのかやってみたいと思います。
ニンニン。
アプリを起動したら、最初にやるのは「きろく」の作成。
3人きょうだいまでケンカしないで遊べる親切設計です。
小さいステージをクリアしていき、ところどころにいるボスと戦います。
この仕組み、大人がやってるゲームでもよく出てきますよね。
最近だと『TwoDots』がそんな感じでした。
【関連】
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ステージを選んで修行開始です。
ニンニン。
右から敵が登場すると同時に、上に足し算の問題が出てきます。
3つの選択肢から正しいものを選べば......
ボワン!と敵をやっつけられます。
カメラ目線でダブルピースです。
テレビに写りたがる素人みたいになっています。
1ステージのノルマを達成すれば「修行完了」です。
逆に3問不正解になると失敗してしまいます。ご注意。
ステージクリアすると、ご褒美に宝箱からカードがもらえます。
レアカードや限定レアカードもあり、カード欲しさにプレイさせる狙いです。
ガチャにうつつを抜かす大人たちにとっては、「まぁ、やるよね...」と何にも言えない展開です。
一度クリアしたステージをもう一度プレイをすると「復習」になり、
復習でパーフェクトを出すとこれまたカードがもらえます。
復習に成功したステージはマップに★が付きます。
なんとデイリーボーナスまであります。
大人が繰り返しプレイしてしまうゲームのノウハウが、
「子供に自分から勉強させてしまう」仕組みに活かされているんですね。
「勉強しなさい!」と言わなくても自分からやる......みたいになるなら、確かにいいですなぁ。
現役小学生にプレイしてもらった。
『算数忍者』は小学1年生向けの算数アプリ。
これは現役小学生の意見も聞いてみなくてはいけません。
というわけで、うちの娘(小学2年生)にやってもらいました。
2年生なので「かんたん」とあっという間にボスまで行ってしまいました。
あっけない。
ボス戦はこれまでとやり方は同じですが、ノルマが15問とキツめになっています。
たまにうっかり間違えては「まちがえた~!」と笑いながらボスを倒していました。
問題は簡単でも、算数のゲーム自体が新鮮なので、楽しくプレイしているみたいです。
これは効果ありそうですねぇ。
ボスを倒すと今度は引き算ステージです。
「えー!ひきざん!きいてないよ!」とお手本通りなリアクションをしていました(引き算が苦手)
「もっとやりたい!」と言われたのですが、ここから課金が必要なんですね......。
一旦、LINEツムツムで気を引いているところです。
■このアプリのオススメポイント
・楽しみながら算数を勉強できる。
・「もっとやりたい!」という仕組みができていて、繰り返しプレイしてもらえる。
■このアプリの残念なところ
・カードは集めるだけで特に特殊効果などはない。
・突然課金ステージが現れる。
■このアプリを使ってみた感想まとめ
大人がハマるゲームのシステムを、教育系に活かすとこんな感じになるんですね。別の話なんですが、DeNAやGREEも教育系コンテンツに取り組んでいるそうですよ。ソシャゲでつちかった「もっとやりたい」と思わせるノウハウが、教育系にも活かせるとのこと。くれぐれも課金のシステムまで真似しないようにしてもらえれば......。