【大阪再建】設定が謎だけど、実はかなり硬派なシムシティ系街作りゲーム。岸和田だんじり祭とか実在のイベント多数！

古くは天下の台所と呼ばれ、関西の重要な拠点として、また、コテコテの笑いの発信地としてその名を轟かす大阪。

今回ご紹介する『大阪心地』は、その大阪がブラックホールの影響で消滅するところから始まります。

【関連】
声優 杉田智和と花澤香菜が主役を演じる「消滅都市」。敵がサラリーマンやアマチュア選手だとか一般人過ぎて萎える・・・

......ちょっと話が急すぎるので、ちゃんとストーリーを見てみます。

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ペテルギウス超新星爆発の影響で
かつてない高密度かつ大質量のブラックホールが出現し、
大阪一帯に静謐（せいひつ）の白夜と呼ばれる
時間圧縮空間が生まれました
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......やっぱり頭に入ってこないのですが、とにかく都市も人々も歴史すらも白紙に戻ってしまったようです。


というわけで、何もなくなった大阪がこちら。

『大阪心地』はこの大草原状態から大阪を取り戻す、都市開発シミュレーションゲームなのです。

『大阪心地』の遊びかた

プレイを開始すると、まずは地域の選択から始まります。
最初は「泉南地域」しか選べません。

最初は「道路」を引きます。

よく見てみると、なぜか都市も歴史も消滅したのに鉄道だけ動いています。
ブラックホールに勝ったのでしょうか。

道路を引いたら次は住宅や商業、工業、農業地域を配置します。

他にも警察、学校、郵便局、公園などの建造物があり、
治安や住みやすさなどのパラメータに影響します。

ブラックホールの登場で油断したのですが、
驚くほどキッチリとしたシムシティになっています。

人口が増え、だんだん活気が出てきました。
建造物の建築にはお金ではなく、
「心点（こころてん）」という住民のモチベーションが必要になります。

街を発展されて、好きやねん大阪の気持ちをアゲていきましょう。

実在の大阪の地名やイベントが数多く登場！

マップ上には「特」と書かれたエリアがあるのですが、
人口や心点などの条件を満たすと解放されます。

実在の神社や公園などが多数出てきます。

どこ！？って感じの駅まで建てられるようになります。

心点を上げるために「行事」も開催できます。
これまた「岸和田だんじり祭り」「りんくうリレーマラソン」などの実在のイベントばかり。

都市の成長に影響がある「政策」もとても具体的です。
「子ども見守り隊」なんてシムシティにはこんなリアル無いです。

街作りをしつつ、「政策」や「行事」をこまめに行い、新しい建物を解放していくのが再生の近道です。

大阪ゆかりの偉人も登場

開発を進めていくと、福沢諭吉や紀貫之など、大阪に縁のある「偉人」が登場します。
歴史も白紙に戻ったので、過去も未来も無くなったようです。

偉人はそれぞれ「技能」を持っています。
プレイ中に偉人を選択して、エリアを指定すると......。

ドギャーン！と技をかましてエリアのパラメータを上げてくれます。
そんな人だったっけ！？

硬派なのにネタっぽいのか、ネタなのに硬派な出来なのか、判断に困りますが、かなり本格的な都市開発シミュレーションになっています。

大阪のPRアプリかな？と思うくらい郷土愛も溢れているので、関西出身の方も要注目です。

■このアプリのオススメポイント

・ネタっぽい導入だけどガチのシム系都市開発が遊べる

・大阪ネタが満載なので知っているとより楽しい

・無料＆広告なし＆課金なし

■このアプリの残念なところ

・世界観が飛びすぎている

・時間経過をさせるために放置しておきたいのに、ロック画面になっちゃう。