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アルジェリア事件で人質を助けたiPhoneアプリ「砂漠のど真ん中で脱出経路を導いてくれた。」

世界のYoshida

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今まで面白がってiPhone5Sの噂をしたり、iPhoneマップが使いものにならないなど言っていたあなた!アルジェリアで人質になったらどうしますか?

水もなく、行き先もわからない砂漠のど真ん中で20kmもの距離を逃走しないといけなかったら?覚えておいてください、AppleのiPhone標準のマップアプリがあたなの命を救うかもしれません!

この情報は先週BP施設にて人質となったLiviu FloriaさんのNYタイムズのインタビューでわかったことです。

「ほぼ2日間アルジェリアのテロ部隊から身を隠していて、Floriaさんと他の7人は施設のフェンスをよじ登り逃げない限り命はないと悟り逃走することを決断。彼らは午前2時頃に悲惨にも砂漠へ逃走をした。ガス油田の煙突とFloriaさんが持っていたiPhoneのみが逃走する行き先を決める唯一の手がかりだった。」

これまで誰も想像すらできなかった砂漠でのサバイバルストーリーです。
水、蜃気楼、星などが方向を決める手段となっていたが、最近では、砂漠のど真ん中でもiPhoneが利用できるのか?という疑問にNYタイムズNicholas Kulish記者は

「幸運にも、携帯電波が届いていない状況でもiPhoneアプリは機能していたんです。
彼らは砂の不毛地帯、岩山、小高い丘を越え、午前2時に出発してからその日の夕方まで少しの休憩を除いて、ひたすら歩き続けた。」

news20130125_1.jpgロイター通信社によれば、Floriaさんは少しの水分だけで20マイルも逃走した。
BPのガスプラント(写真の一番上部)は、In Amenasという町のちょっと外れに位置しており、アルジェリアからは100マイルも離れている。

今回のアプリは、結果、Floriaさんと3人の人質を一時的にガス油田近くのビルまで誘導してくれた。危険だと思っていた道に誘導されたのだが、結果的に道の終わりにいたアルジェリア人警備員はアメリカ軍が配置した人だった。

これまでにないスリルに満ちた人質事件になった。爆発物を満載したベスト、政府への不満そして、その後起こったでき事などでさらに混乱したが、これは砂漠のど真ん中で起こったできごとでした。

ただ、iPhoneアプリが砂漠のど真ん中でも利用できた。

記事元:Yahoo! NEWS

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車の知識と料理が得意です。海外で長年生活しているのを活かして世界のiPhone・iPad・アプリの最新情報を中心に記事を執筆しています。

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