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【4人に1人】「デートレイプドラッグ」被害多発!薬物混入を調べるガジェット「pd:id」で性犯罪防止。アプリ連動も

すうやん

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「合法ドラッグ」、「脱法ドラッグ」を利用した人による交通事故等の問題が多発し、名称のイメージから「安全で、法にも触れない」と誤認される問題があるとのことで行政によって「危険ドラッグ」という名称に変更されたのは記憶に新しいが、アメリカでも薬物による問題が多発しているようだ。

アメリカで増加している薬物レイプ被害

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アメリカにおいては、ドリンクに薬物を仕込み、女性を昏睡状態にした後に強姦に及ぶという事件が多発しているそうだ。

こういった薬物は「デート・レイプ・ドラッグ」と呼ばれてアメリカ社会においては大きな問題として取り上げられることが増えているようだ。

北米では、4人に1人が性的暴行の被害にあっているというデータがあり、さらに、被害を受けた女性たちはアルコール「デート・レイプ・ドラッグ」に代表される薬物を使用されて被害に合うケースが少なくないようだ。


日本においてはどうかと言うと、平成24年度の犯罪白書によると強姦の発生件数は1,240件となっているが、強姦罪は被害者が告訴をしないケースも少なくないため、実態は把握しきれていない。

内閣府の調査によると無理やり性交された経験をもつと答えた女性は7.7%だったと言う。


「デート・レイプ・ドラッグ」のような薬物使用を疑われる事件も日本で発生はしているのであながち他国のことではないとも言えそうだ。



薬物混入を調べられる小型ガジェット「pd:id」

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アメリカのINDIEGOGOというクラウドファウンディングサイトにて、この「デート・レイプ・ドラッグ」の被害を防ぐための「pd:idという小型ガジェット開発のための援助が募集されている。

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pd:idは縦8cm、横2cm、薄さ6mmという小型のガジェットで、ドリンクに浸すだけで危険なドラッグが入っているか見分けることができるようになっている。

LEDライトが安全かどうかを表示してくるというもので、誰にでも簡単に扱うことができる。

また小型なのでポケットやバックに入れての持ち運びもしやすく、もちろん何度も利用可能だ。
新種の薬物にもデータを更新することによって対応できるようにしていくそうだ。


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さらに、スマートフォンアプリと連動することによって、より詳しい情報を得ることもできるようになる。

例えば、ドラッグによっては何のドラッグかも見分けることもできるとのことだ。

このアプリはiPhone4、5、最新のAndroid、BlackBerry 10で動作し、発売が噂されているiPhone6もテストしたいと開発者は語っている。

pd.idはアメリカ麻薬取締局ような薬物関連の法的機関で利用されている技術をもとに開発するとのことだが、必要としている人たちに手ごろな値段(75米ドルを想定している)で手に入れることができるようにしたいとのことで、そのために、10万米ドル集めたいそうだ。

7月15日から開始して8月29日まで募集しているとのことだが現在(2014/08/05 21:20)は18,063米ドル。

75米ドル援助すればpd.idが提供される。

開発まで半年以上かかるため現物が届くのは2015年の4月の予定となっている。
カナダと北米以外では郵送料としてプラス15ドル必要となるので日本からなら90ドル必要になる。

その前に、開発資金が集まるかどうか。
開発者は「デート・レイプ・ドラッグ」は北米だけの問題ではなく、より世界的な問題として取り上げられるべきだと語っている。

INDIEGOGOのサイトへ

pd.idに関する動画

参考:INDIEGOGOStatistics Canada内閣府男女共同参画局

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