iPhone6 Plus(128GB)はリコールの対象？同部品を使用しているサムスン製の機種でも不具合が発生で

少し衝撃的なニュースが入ってきました。

韓国メディアのBusinessKoreaによると、先日本サイトでお伝えした、一部のiPhone6 Plus(128GB)で発生しているアプリの強制終了、再起動のループが繰りかえす不具合について、最悪の場合ハード側（メモリ部分）に問題があり、リコールが実施されるかもしれない、としています。

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同部品を使用するサムスン機種でも不具合が発生か

今回問題となっているのはデータの記録方式をつかさどる部分です。
iPhone6 Plus(128GB)にはTLCと呼ばれる記録方式が使用されており、MLCやSLCと呼ばれる他の記録方式よりも多くのデータ量の格納できる一方で処理速度が劣るという欠点もあるのが特徴です。

TLCはこれまでもサムスン製のスマートフォンSSD 840シリーズ（2013年頃発売）で使用されたことがありましたが、その際にも同シリーズで読み取り速度が低下してしまう不具合が発生していたようで、今回のiPhone6 Plus(128GB)の不具合との関連が指摘されています。

ハードの部分で問題が生じた以上、同端末についてはリコールがあるかもしれないという業界筋のコメントも掲載されており、同問題に関するAppleの公式コメントが待たれるところです。また、今回リコールが発生しない場合も、TLCは熱に弱いという点や、SLCと比較して寿命が劣るという問題が以前から指摘されているので、利用環境や方法にも注意を払っていく必要がありそうです。

参照元：BusinessKorea