KDDIがFirefox OS搭載スマホ「Fx0」を発表!iPhoneのライバルとなりえるか
KDDI(au)は、Firefox OSを搭載したスマホ「Fx0」をついに発表しました。
25日発売で、KDDIの直営店とau Online Shopにおいて先行販売が開始、2015年1月6日から全国のauショップなどで予約が開始される、としています。
iPhoneのなりえる端末なのか
「Fx0」はもちろん4G LTE対応スマートフォンで、クアッドコアCPUを搭載、iPhone6と全くおなじ4.7インチディスプレイを搭載しており、ディスプレイ解像度は1280×720の、ハイエンド向け端末です。
日本を代表するプロダクトデザイナー吉岡徳仁による細部までこだわり抜いたプロダクトデザインが採用されており、Firefox OSのオープンな精神をマテリアライズすることをコンセプトに、創造力を掻き立てるメカニカルで透明なデザインとなっていることが特徴です。
価格面では、本体価格が約5万円、新規契約の場合は月額が3,800円から、機種変更の場合は月額4,734円からとなっています。
気になるiPhoneの対抗馬となりうる存在か、という点については、スペック面においては十分に太刀打ちできる存在ではあるものの、搭載OS以外にはあまり目立った特徴もなく、価格面も少し高い、非常に中途半端な内容となっている点から、なかなかなりえない、という判断を下さざるを得ません。
日本人がブランド大好き民族であることを考えると、iPhoneの方が大量にこの端末に移行するか、と問われれば、それはない、と言わざるを得ない端末となっています。どちらかというと、自己満足に浸ってしまった端末と言えるでしょう。
とはいうものの、スマホ業界全体の盛り上げとして新たな動きというのが最近なかった気がするので、これを機に業界の機種開発に新たな動きが出てくればまた面白いかもしれませんね。
参照:KDDI
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