【祝！世界記録】ラピュタ以外のジブリ作品でもツイートしたい「次のバルス」を考えてみた【8bitter】

先日、約2年ぶりにスタジオジブリ作品の「天空の城ラピュタ」がテレビ放送され、恒例となった「バルス」ツイート祭りも非常に盛り上がりました。ネットメディアを見るとなんと1秒間に14万以上ツイートされ、世界記録を更新したとのことです。すごいですね！

そもそもバルス祭りの発祥は10年以上前に2ちゃんねるで始まったものらしいです。当初の目的はラピュタのテレビ放送に合わせて大勢のユーザーが一斉に「バルス(滅びの呪文)」と書き込むことで、2ちゃんねるのサーバーを落とす(滅ぼす)というものだったらしいのですが、現在ではその舞台はTwitterに移り、祭りへの参加者も格段に増えました。

しかしテレビで定期的に放送されるジブリ映画はラピュタだけではありません。ジブリの新作が映画館で放送されるたびに、毎回2〜4本の過去のジブリ映画がテレビで放送されます。ラピュタの放送の日は「バルス」で大いにネット上が盛り上がりますが、もし他のジブリ作品でも同じようなツイート祭りが行われた場合、それぞれの作品でどのようなセリフが瞬間的にツイートされるのでしょうか。

小さい頃からのジブリファンである私が過去の代表的なジブリ作品について、独断と偏見で放送と合わせてツイートしたいセリフ、「次のバルス」を考えてみました。判断基準としてはストーリーに影響を与える名セリフや何となく印象に残っているセリフ、そして何より思わず放送と合わせてツイートしたくなるセリフを対象としたいと思います。

となりのトトロ

言わずと知れたジブリの名作。映画館で公開されてから既に20年以上経っている作品ですが、その人気の高さからかなりの頻度でテレビ放送されています。その「となりのトトロ」のツイートセリフはこれにしました。

メイちゃぁあん！

-- 井上大紀 (@zuro01) August 4, 2013

となりに住んでるおばあちゃんのこのセリフですが、サツキが猫バスに乗って高速で移動している時に、老体に鞭打って必死に大声を出してメイを探すおばあちゃんの姿に、心を打れた人も多いと聞きます。そんな一生懸命なおばあちゃんを応援する意味も込めて、日本国民みんなで一緒にツイートしてみるのはいかがしょうか。

魔女の宅急便

こちらも過去何度もテレビ放送されている名作のひとつ。なんと来年実写映画も公開予定らしいです。ファンタジーと女の子の苦悩、ちょっとした恋物語もあるこの作品で、ツイートするセリフを選ぶのは少し難航しましたが、このセリフにしたいと思います。

私このパイ嫌いなのよね！

-- 井上大紀 (@zuro01) August 4, 2013

魔女の宅急便を一度でも見た事ある人であれば、あのむかつく女の存在は確実にその記憶に刻まれるでしょう。優しいおばあちゃんが孫のパーティーのために一生懸命作ったニシンのパイを、主人公のキキの手によって渡された時の一言です。あの女への怒りを込めて、敢えてこのセリフをみんなでツイートしてみましょう。

耳をすませば

テレビ放送をする度に多くの非リア男子を鬱のどん底に陥れている、純愛ラブストーリー。主人公の女の子が小説家を目指していることから、作中に数々の「リアルで喋ってたら恥ずかしくて死ねるレベル」のセリフが出てきますが、作品の世界観が素晴らしいからか、そこまで違和感を感じず見る事ができます。この作品のツイートセリフは王道のこれにしてみました。

雫、大好きだ！

-- 井上大紀 (@zuro01) August 4, 2013

うん、結局最後のこのセリフですね。これは普通にツイートするだけじゃなく、放送に合わせて自分の意中に人にmentionで送るような文化が流行れば面白そうです。「耳をすませばの放送日は告白のチャンス」的な。いかがでしょう。

もののけ姫

トトロやラピュタなどと比較して人気度が少し劣るのかテレビ放送の機会はそこまで多くないのですが、根強いファンがいる作品。人間と自然との戦いがテーマの本作品では思わずツイートしたくなる叫び声が数多くあったのですが、このセリフにしてみました。

黙れ小僧！

-- 井上大紀 (@zuro01) August 4, 2013

実際にはこの後にもセリフが続くのですが、その最初の一言があまりにインパクトが強く、ファンも多いこのセリフ。同じく隠れファンが多いアシタカの「押し通る！」というセリフと迷ったのですが、モロの母親愛が伝わる素晴らしいシーンでしたので、僅差でこちらを選択しました。家族への愛を込めて、みんなでツイートしたいですね。

千と千尋の神隠し

独創的なデザインの世界観や哲学的なメッセージが込められていると噂されていることから、一部で強いファンを獲得している本作品。個人的にも好きな作品なのですが、他作品と比較して意外とこれといった印象に残るセリフがなかったりします。非常に悩んだのですが、こちらのセリフにしました。

よきかな〜

-- 井上大紀 (@zuro01) August 4, 2013

千尋が働く油屋に訪れた「くされ神」が実は名のある河の主で、身体がきれいになった後に満面の笑みでつぶやくこの一言。一瞬「え、今なんつった？」と聞き取りにくいセリフながらも、その安堵に満ちた言い方は見るのもの全てにゆるい幸福感を与えます。日本国民が一斉に「よきかな〜」とツイートすることで、このストレス社会を一時だけ幸福感に満たすことが出来るかもしれません。

さて、ジブリの5作品について「次のバルス」を考えてみましたが、いかがでしたでしょうか。繰り返すようですがあくまで今回のセリフは私の独断と偏見によるチョイスなので、是非皆さんが考える「次のバルス」を様々なジブリ作品が放送される日にツイートしてみて下さい。


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