AmazonのFire Phoneは歴史的大敗!なんと90億円近くの在庫を抱えていることが判明!会社自体も大赤字に!
米現地時間24日、大手通販サイトのAmazonは2014年第3四半期決算を発表し、電話会見を実施しました。
そこでは2014年7〜9月期の決算が470億円の赤字であると同時に、同社独自OS搭載のスマートフォンFire Phoneが、歴史的大敗を喫したことが明らかになりました。
Fire Phoneの販売不振は深刻
同社の発表によると、同時期の売上高は前期比20%増の205億7,900万ドル(約2兆2,225億円)であったにも関わらず、赤字額は前年同期比で約10倍となる470億円にも膨らんだとしています。
その主要な原因とは、同社独自端末であるFire Phoneで、販売できていない在庫は8,300万ドルつまり、日本円で約90億円にものぼるとしています。
同スマートフォンは、通販サイトAmazonで買い物をする人を囲い込むためのデバイスであったものの、さほど目新しい機能が搭載されなかったほかライバルであるiPhone6/6 Plusの販売開始に期待感を寄せていた市場を変えることはできず、大不振に終わったものと見られています。
最近の投げ売り状態は凄まじく、定価199ドル(約2万1,500円)であるにも関わらず発売の2ヶ月後には99セント(約107円)となっていました。
やはり世界ではiPhoneとAndroidの2強状態。その牙城を崩すことは、通販大手のAmazonでは畑違いで難しかったようです。
参照元:TechCrunch
この記事はどうでした?