【交通安全】人生においてとても大事な日に限って、車に轢かれる僕の話「パイナップル事件」「DQNカップル事件」【応急手当】
突然ですが皆さん、車に轢かれたことはあります か?長い人生の中で一度も経験しない人もいれば、不幸なことに何度も轢かれる人もいるかもしれません。動きが活発だけど注意力が低い、小学生の頃などに事 故に合う人も多いですが、おかげさまで僕は小学生時代を無事故で過ごすことが出来ました。
でも大学生の時にがっつり2回轢かれました。
1度目は人生初の一人旅で沖縄に行った時。
2度目は就活中で最終面接の日の前夜。
確実に両方とも轢かれちゃ行けない大事な日です。せめて人生の中でどうせ車に轢かれるなら、小学校の時にうんこ漏らした日にして欲しかった。そうすれば僕は「サンタクロース」というあだ名を付けられてみんなからバカにされることもなかったのに。
※漏らしたうんこをバレないよう靴下に入れて持ち帰ろうとしたため。
師走が近づき交通事故が増える季節なので、皆さんへの注意喚起も込めて僕が車に轢かれた2つの事件の話をしたいと思います。
-パイナップル事件-
大学1年生の冬休み、毎晩遅くまでエロサイトを見ていた僕は「環境を変えないといかん!このままではテクノブレイクで死んでしまう!!」と思い、急いで最寄りの旅行代理店へかけこみました。一番早く予約出来る飛行機のチケットを購入し、2日後、僕は沖縄の地に立っていました。
本島に1泊した後2日目から石垣島に移り、とある民宿に宿泊するとこに決めました。いくつかある民宿からそこを選んだのは価格が安いだけでなく、民宿の原付バイクを借りれるから。さほど大きくない石垣島は原付バイクでも充分一周できるのです。
3日目、早速僕はバイクを借りて島のサイクリングに出掛けました。台風が近づいていたため天気はイマイチでしたが、奇麗な海と島の景色にテンションは最高潮。車通りもほとんどない海外沿いの道をひた走りました。
しばらくすると、僕のバイクの少し先を地元の軽トラックがかなりゆっくり走っていました。「やっぱ時の流れが違うな~。東京のゴミゴミした道路とは大違いだわ~」と改めて田舎の良さを噛み締めながらその軽トラックを追い抜こうした時、がっつり轢かれました。
知らない人が見たら、「自動車教習所のビデオ撮影かな?」と思われる程、典型的な巻き込み事故です。
もちろん、ウインカーも出さずいきなり左折してきた運転手側が悪く、50歳くらいのおっさんが慌てて車を降りて僕の元へ来てくれました。僕は左足全体を盛大に擦りむいて真っ赤になっていたので、おっさんはかなり焦って色々質問してきましたが、方言がきつ過ぎて8割くらい何言ってるかわかりませんでした。
一先ずおっさんの車で病院に連れていってもらい、盛大に擦りむいた左足を強力な消毒液で雑菌しました。想像を絶する程傷口が染みて激痛が走ったのを覚えています。普段使っているマキロンとはレベルが違いました。
おっさんが治療費を支払ってる間、「これ慰謝料とかどうなるんだろ」とか「とりあえず警察呼ぶ か」などと色々考えていました。するとおっさんが満面の笑顔でやってきて、僕にパイナップルを渡しました。やはり何言ってるかさっぱり分かりませんでした が何やらお詫びのような言葉を残し、おっさんは去って行きました。
僕は「石垣島はすごいとこだな」と思いましたが今後石垣島で何かあっても掛かり付けの病院が出来たので安心です。
-DQNカップル轢き逃げ事件-
大学4年の冬。かなり遅めの就職活動をしていた僕はようやくある会社の最終面接まで進んだのだのですが、友達のエヴァさん(53歳女・元シンガー)が故郷のインドネシアに帰ってしまうとのことで、面接前日の夜に送別会に参加しました。
送別会の間、何度かエヴァさんにディープキスされそうになりましたが巧みにかわし、お店を後にしました。真冬の寒さが逆に心地よく、かなりフラフラになりながら歩道を歩いていると、車に轢かれました。
顔を真っ青にした若いカップルが車から降りて「大丈夫ですか!?」と近寄ってきました。僕は(こんなに寒い夜にわざわざ車から出てくるなんていい人達だなあ)と思い、
「大丈夫ですよ、こういう時はお互い様です☆」
とイケメン風な言葉を残してその場を去りました。
何とか家にたどり着いて眠りについたのですが、朝起きると脇腹と左手に激痛が走っていて立ち上がることが出来ませんでした。一瞬何が起きたのか全く分からず、一生懸命記憶の糸を辿ると、若いカップルの顔が浮かんできました。
「クソ!あのDQNカップルめ!!逃げやがったな!!」
と、心の底から恨みました。
死ぬ物狂いで最終面接にはたどり着きましたが、脇腹が激痛なのでうまく笑うことが出来ず、面接官のささいなジョークにも汗だくの状況で
僕「ふひっ、ふひひひ。(真顔)」
という気持ち悪い愛想笑いで返すことしか出来ませんでした。
面接後すぐに病院に行きましたが、診断結果は肋骨2本と左手のじん帯損傷。幸い内定は貰えたのですが、もう少しで内定を取り逃がすとこでした。
皆さん、お酒を飲むのは良いですが交通事故にはくれぐれも気をつけましょう。そして万が一事故にあった時に備えて、こんなアプリがおすすめです。
以下、アプリの紹介
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イノ
1985年生まれ。元放送作家志望で今はアイデアマンズという会社でアイデアマンとして働いています。ネットとお酒と映画と本が大好きです。「面白いことを考えて飯を食う」が人生の目標。ランチや情報交換のお誘いなどお気軽に!