【青春】最近の中学生の卒業式が乱れてるらしいから、改めて卒業式について調べてみた【ひまトーーク】
3月も終わりを迎え、年度末でお忙しい時期を過ごされてる社会人の方も多いのではないでしょうか。かくいう僕も最近では仕事に追われヒイヒイ言いながら過ごしている毎日ですが、最近こんなニュースを目撃してしまいました。
「最近の卒業式の記念写真が凄いと話題に」
なんんじゃあこりゃあああ!!
最近の中学生、もとい中学性はどうなってんだって話です。確かに自分が中学を卒業したのが10年以上前の昔なので、時代が変われば文化も変わると思いますが、さすがに衝撃を受けましたねこれは。2013年時点でこんな感じなので、2020年頃にはみんなで一緒に「B」をしている記念写真でも撮るのでしょう。誠に遺憾であります。
そもそも卒業式といったら、みんなで黒板に寄せ書きしたり、好きな人の第二ボタン貰ったり、お世話になった先生をボコボコにしたり、そういう青春真っ盛りなシーンが普通じゃないですか。それに比べてなんですかあの写真は。右下に小さく「©SOFT ON DEMAND」と書いてあっても違和感ないですよね。
いやー、これ以上の卒業式の乱れを防ぐために、卒業式について色々調べておきました。恐らく読者の方の多くはもう卒業式を経験されることはないかもしれませんが、ちょっと昔を思い出しながら、読んで頂ければ幸いです。
何で第二ボタンなの?
卒業式といえばこれですね。男なら誰でも「先輩、第二ボタン貰ってもいいですか・・?」というシーンを想像しながらアヘ顔になった経験があるでしょう。誰もが憧れる青春の1ページです。でもそもそもなんで第二ボタンなのでしょうか。どうせボタンを貰うのであれば何となく第一ボタンの方が顔に近いし良くね?と思うわけです。調べてみるとその理由は諸説ありました。
説1.
学生服のボタンには、「1番上=自分、2番目=いちばん大切な人、3番目=友人、4番目=家族」とそれぞれ意味が込められている。
説2.
第二ボタンは心臓に近い位置にあるため、"ハートをつかむ"という意味がある。
説3.
戦時中、大事な人へ形見として"軍服の第二ボタン"を渡す風習があり、その名残。
ふむふむ。まあどれも有りそうな説ですが、真意の程は不明です。まあ感覚的には説2の心臓に近いからって理由が一番頷けますかね。みなさんはいかがでしょう。
第二ボタン以外なら何が欲しい?
中高生相手にとった「卒業式のとき、異性から記念にもらうとしたら何が欲しいですか?」というアンケートがあったので、参考までに共有します。
第二ボタン:54%
ネクタイ・リボン:22%
制服:5%
ネームプレート・名札:5%
バッグ:4%
その他:10%
やはり第二ボタンが圧倒的人気ですが、ネクタイ、リボンが2位ってのは意外です。ってか、え、リボンて貰えるの?好きな女子に
「ハァ、ハァ、、あのぉ、卒業の記念に、あなたのむ、む、胸のリボン貰えますか?」
って聞く感じですよね。これ大丈夫ですか。警察呼ばれないですか。度胸ある男子は是非とも挑戦して欲しいです。
その他10%が気になるところではございますが、恐らく圧倒的な変態度から省略されたのでしょう。思い付くところでは体操着、リコーダーあたりでしょうか。高度な変態であれば、「分度器」あたりを欲しがるかもしれません。
なぜ「蛍の光」を歌うのか
デパートの閉店間際とかにも流れる「蛍の光」ですが、多くの人が卒業式で歌ったことがあると思います。日本では明治14年頃から卒業式で歌われてるみたいですね。でも、超意外にも、これ日本の歌じゃないらしいです。実際はスコットランドの人が古い友人とウイスキー飲みながら陽気に歌う曲らしんですね。「どうやったらここまで間違えるんだ」ってくらい間違えて日本に伝わってますね。スコットランドでの曲のタイトルが「遠い昔」らしいので、まあ強引に卒業の歌にしたのでしょう。
投げ終わった帽子どうすんの?
よく海外の映画とか見てると学生が卒業式の最後にワーって帽子投げますよね。昔から「なんか楽しそうでいいなー」と思って見てましたが、あれは学帽を脱ぎ捨てることによって、学生から社会人になる決意表明みたいな意味があるらしいのです。
まあその目的は何となく予想通りなのですが、気になるのは投げた帽子どうすんの?ってところ。映画などではワーッと投げたシーンの後は、別の場面に切り替わったりエンドロールになったりするのでその後の状況はあまり描かれません。これについてネットで調べた結果、
普通に拾うとのことです。
うん。当たり前といえば当たり前ですが、なんか残念ですね。学校側からの貸出だったりすることもあるらしく、各自番号などもふられているので、しっかり自分のを見つけ出さないといけないみたいですね。投げた時のテンションから考えると、「あ、これお前のじゃね?」とか言いながら帽子を拾うのはなかなかシュールな光景です。
対面式ってなんぞ?
色々調べているうちに判明したのですが、なんか最近の卒業式は僕らの頃に主流だった一面式から対面式とやらに変わって来ているようです。対面式とはなんぞやって話なのですが、体育館の真ん中に一時的に壇上を作り、卒業生と在校生が対面しながら並ぶというものらしいです。分かりにくいと思うのでちょっと図にしてみました。
これは結構衝撃的ですね。どうやら「卒業生と在校生が向き合うと、式中の注意力が高まる」というメリットがあるそうです。なるほど。この対面式の図を見て「これ卒業生も在校生もお互いパンツ見れるチャンスじゃね?」と思った変態とはうまい酒が飲めそうです。
さて、卒業式について色々調べてきましたが、いかがでしたでしょうか。ノスタルジックな気持ちに浸っていませんか?二度と取り戻せない青春時代を思うとやりきれない想いになるおっさんの気持ちは痛い程よくわかります。死ぬ程低い確率ではございますが、そんなおっさんの癒し相手が見つかるかもしれないアプリがございましたので、共有させて頂きます。
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1985年生まれ。元放送作家志望で今はアイデアマンズという会社でアイデアマンとして働いています。ネットとお酒と映画と本が大好きです。「面白いことを考えて飯を食う」が人生の目標。ランチや情報交換のお誘いなどお気軽に!