【今週末！】「母の日」と比較して地味で浸透度の低い「父の日」の魅力を伝えたい【comm(コム)】

早いもので2013年も既に半分が過ぎ去ろうとしています。6月は祝日や特別なイベントもない上、梅雨の時期でもあるので地味なイメージを持つ人が多いかもしれませんが、そんなことはありません。皆さん忘れないで下さい。6月には「父の日」があります。

アプリ学園の読者は恐らく20～30代前半くらいの若い男性が中心で、お子さんがいる方もあまり多くないのでピンと来ないかもしれませんが、僕は前々から気になっていた事があります。それは「母の日に比べて父の日は盛り上がりに欠ける」ということです。

母の日といえばカーネーションをプレゼントするという超有名な風習がありますし、今年も母の日が近くなると衣料品メーカー、チョコレートメーカー、食品メーカーなど多くの企業がこぞって、母の日をアピールしたTVCMをバンバン流してました。「母の日に◯◯を送ろう！」的な。しかしどうでしょう。父の日が今週末に差し迫った今、父の日をアピールしたTVCMを、皆さんどれだけ目にしたでしょうか。僕はほとんど見ていません。さらには、CMだけではありません。試しにYahoo!で「父の日」を検索したところこんな有様でした。

「いつ？」　じゃねえよ！！

その後また聞いてるし。

どうして「母の日」と「父の日」でこれほどまでに差がついたのでしょうか。確かに子供からすると母親の方が接する時間が長く、「母の日」の方が、感謝をしたいと気持ちが強くなるかもしれません。しかし父親だって毎日家族のために働いて頑張っているのです。もう少し大々的に「父の日」を盛り上げてくれてもよいのではないでしょうか。

まだ未婚で子供がいない男性諸君も傍観している場合じゃないです。いつかあなたも結婚して父親になった時、いかに「母の日」と比べて「父の日」が地味に扱われてるか、気付いた時には既に遅いのです。立ち上がるなら今でしょう。

そこで今回は僕がネットで調査した父の日の実態について紹介していきたいと思います。これまで何となく母の日のおまけ的な扱いだった父の日でしたが、この記事のおかげで今年からは少しでもその影響力が大きくなることを切に願います。

父の日とは？

そもそも父の日の起源はなんでしょう。恐らく世の中の95％くらいの人が知らないと思いますが、父の日の歴史は意外と浅く1909年にあった、アメリカのある女性の行動がきっかけとされています。

その女性が幼い頃南北戦争が勃発し、父親が戦争に招集されました。彼女を含めた6人の子供たちは母親が育てることになったのですが、父親が戦争から帰還後、まもなく過労で亡くなったらしいのです。その後父親は一人で小さい子供達を立派に育て上げ、全員が成人に達したのを見届けてから、亡くなったとのこと。

当時、既に母の日があったがですが、彼女は男手ひとつで自分たち兄弟を大人になるまで育ててくれた父親に非常に感謝をしており、「母の日のように父親に感謝する日を」と、牧師協会へ懇願したのが始まりとされています。

これ、めちゃくちゃ良い話じゃないですか？

いやー、こういう背景とか話をもっと多くの人に広めるべきだと思うんですよ。是非ともこの女性のように父に感謝する気持ちというものを改めて考えてみてもらいたいものですね。

父の日に何をするか

皆さん、父の日にはどんなことをしてあげてますか？ある調査によると父の日に自分のお父さんにプレゼントをする人は全体の約30％しかおらず、残りの30％はありがとういう感謝の言葉のみ(それだけでも嬉しいけども)、そしてなんと残りの40％もの人が「特になにもしない」そうです。ちなみにライバルとなる母の日ではプレゼントをする人が60％、感謝の言葉を送るだけの人が30％、「特にないもしない」という人は10％未満とのこと。

どうしてこうなった！

母の日に渡すプレゼントはやはりカーネーションを中心とした「花」が半数近くを占めているのですが、実は父の日にもある花をプレゼントする風習があることを皆さんご存知でしたでしょうか。その花とは「白いバラ」らしいのです。先ほど紹介したアメリカの女性が、亡き父親の墓前に白いバラを供えたことが起源とのこと。これもまたいいお話なのですが、驚くほどに浸透してないですよね。

そもそも父の日って具体的なイメージがないんですよ。「母の日といえばカーネーションをプレゼント！」っていう強烈なイメージがあるから、そこから派生して「何かをプレゼントしよう」という流れになるのですが、父の日にはそれがない。正直白いバラなんて貰っても1ミリも嬉しくないですが、その風習がきっかけとなって父の日全体が盛り上がれば、それはそれで素晴らしいことだと思うわけです。

では何をあげるか？

アンケートなどを見てみると実際に父の日にプレゼントするものとして多いのはお酒がダントツなようですね。プレゼントをする人のうちおよそ4割近くの人がお酒をプレゼントするそうです。あとはネクタイ、シャツ、靴下などが一般的な模様。基本単価が低い感じです。うん、まあ貰えるだけでも充分有り難い話なのですが、出来れば貰って嬉しいものを頂きたいところ。

そこでせっかくなので僕が独断と偏見で「父の日に貰ったら嬉しい、少し変わったプレゼントランキング」を作ってみました。週末の父の日に何をプレゼントするか決めてない皆さん、是非ともご参考下さい。

第３位：USB型ネクタイクーラー

これはいいんじゃないでしょうか。これから暑くなるしスーツを着るお父さんには涼しくてピッタリ。すげえダサいけど、背に腹は変えられません。

第２位：ファミコン名刺ケース

恐らく多くのお父さん世代がドンピシャで刺さる名刺ケース。始めて会う取引先の人とも名刺交換の時に会話が弾むだろうし、おすすめです。

第１位：一升瓶ビール

 

これはいいですね！ビール大好きなお父さんにとっては夢のようなビールです。これからの季節は余裕で1升くらいビールを空けてしまうでしょう。

ここに紹介したのはほんの一部で、父の日にプレゼントする変わったものはまだまだたくさんあります。何をあげようか、ネタ半分でネットで探すだけでも面白いので見てみて下さい。

さて、いかがでしたでしょうか。少しは父の日に対する興味・理解が強まってきたでしょうか。繰り返すようですが、今年の父の日まであと1週間を切っています。もちろんプレゼントなんかなくても感謝の言葉だけでも充分です。是非とも今週末は改めてお父さんに感謝してみて下さい。お父さんと離れて暮らしている人は無料通話アプリで是非感謝の言葉を。

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