【性的暴力】大物司会者対策！？セクハラ・痴漢に悩む女性に紹介したい6つのアプリまとめ

さて、残暑がまだまだ続いてますがあっという間に9月に入り早くも秋に突入しますね。小中学生は夏休みも終わり、世間的にも新しい季節で気持ちを切り替えていきたい今日この頃ですが、ある大物司会者が朝の生放送番組中に女性アナウンサーのケツだか腰だかを触ったとして、絶賛炎上中です。

あくまでセクハラ「疑惑」で事実は当事者ではないと分からないと思いますが、そんなニュースを横目で見ながら「もし事実だとしたら、まさにおもいっきりテレビだな」なんて思わないでもありません。しかしこういった上司や権力者のセクハラや電車内の痴漢犯罪など、世の女性をターゲットにした男性による社会問題、性的暴力は決してテレビ局内だけの話ではありません。


一般の企業や電車の中、はたまた帰宅途中の路上など女性が狙われる状況というのは残念ながら世の中に溢れています。もちろんそれらの被害を防ぐ為に警察や女性支援団体など、多くの組織・個人が様々な活動をしていますが、実はスマートフォンアプリにもそんな女性達の力になってくれるものがたくさんあるのです。


そこで今回は「セクハラ・痴漢に悩む女性に紹介したい6つのアプリ」を紹介したいと思います。女性の方に参考頂きたいのはもちろんのこと、男性の方も身近な女性に是非ともシェアしてあげて下さい。

痴漢や事件事故の情報を地図上で確認できるアプリ

警視庁や自治体などから配信されている事件や事故などの情報が集約され、地図上で確認できるアプリ。痴漢や露出事件はもちろんのこと不審者や盗難事件なども網羅しています。改めて見てみると、普段自分が歩いている帰り道で結構頻繁に痴漢事件が起きていたり、なんてこともあるかもしれません。定期的にこのアプリで近隣の事件情報を把握し、より安全な道を選ぶ事で犯罪者に狙われる確率を下げる事が出来るかもしれません。

危険な状況でブザーを鳴らしてメール・SNSにSOS投稿

こちらは実際に痴漢にあったり誰かに襲われている、まさにその時活用されるアプリです。まずこのアプリを使用するとスマートフォンから大きなアラート音が出るとのことで、実際に痴漢などにあっていても怖くて大声が出せない女性に役立ちます。それだけならこれまでにあったポケットブザー的なものと変わらないのですが、スマートフォンアプリ特有の機能として、事前に登録したメールアドレスや、Facebook上にSOSメッセージを自動で投稿してくれます。いざ、このアプリを利用する状況にならないのが一番ですが、インストールして万が一に供えるのも良いかもしれません。

性的暴力被害の相談をどこにしたらよいかわからない時に

セクハラや痴漢などの性暴力を未然に防げるのが一番なのですが、不幸にもそのような被害にあってしまった女性のためのアプリ。相談先としての警察の情報はもちろんのこと、専門の支援団体や心のカウンセリング、身体のケアから法律相談まで被害にあった女性にとって必要な様々な情報がまとまっています。もし自分の身になにか起こってしまった場合はこちらのアプリを参考にまずはどの機関に相談するか判断すると良いかもしれません。

恥ずかしくて友達に話せないことも匿名で相談

こちらは女性限定の総合掲示板アプリで、恋愛や身体的な女性ならではの悩みや愚痴、惚気話などをざっくばらんに書き込める点が人気のアプリです。掲示板のテーマの中にセクハラや痴漢を扱ったものもあるようなので、恥ずかしくて仲の良い友達には相談できない、いきなり警察などには相談しにくいと思っている女性は、まずは完全匿名で同世代の女性に相談できるこのアプリをおすすめします。

上司からのセクハラ現場の証拠写真をしっかりと残しておく

さて、これまで紹介したアプリとは少し毛色が異なるのがこの「無音カメラ」。文字通り、スマートフォンのカメラでおなじみの「カシャッ」というシャッター音を鳴らすことなく写真撮影ができるアプリなのですが、例えば上司などにセクハラを受けている時にこのアプリを使って証拠写真を撮影すれば、非常に大きな武器となります。いざセクハラをされている時は難しいので、仲の良い友達などにこっそり撮影してもらうのも良いかもしれません。紛れも無い証拠があれば、もし上司と何かトラブルになった場合、まさに「倍返し」が出来る最大の武器となるでしょう。

男性が痴漢冤罪の被害に合わないために

最後はちょっと目線を変えて男性向けのアプリの紹介。痴漢による被害者は実は女性だけでなく、「痴漢冤罪」という大きな問題も世の中にはあります。密閉された電車内の空間で実際に痴漢行為が行われたかどうかの証明、判断は非常に難しく、一度痴漢行為を疑われた男性はほぼ100％の確率で有罪となってしまうようです。そんな無実の男性を救う実験的なアプリとして開発されたのがこのアプリ。左右5本の指をスマホ画面上に充てている時間を正確に記録してくれます。万が一このアプリを使っている時に痴漢に疑われても、「その時間、左右の手はスマホ画面上にありました」と証明できるわけですね。あくまで実験的な試みではありますが、一つの対策としては良いかもしれません。

性的暴力に悩む女性のためのアプリを紹介してきましたが、いかがでしょうか。問題が問題だけになかなか社会から根絶出来るようなものではありませんが、会社や電車内で僕たち一人一人が監視の目を強めるだけでも、少しはその抑止力になるかもしれません。とりあえずは、冒頭の大物司会者のセクハラ騒動がどう転んでいくか、この点にもしばらく注目が集まるでしょう。