【iPhone6】サファイアガラスのサプライヤーが突然の倒産!iPhoneやApple Watchの生産に影響は?
アメリカのニュースサイト9to5Macのほか複数のメディアが、サファイガラスの生産メーカーであるGT Advanced社が破産申請をしたことを伝えました。
同社はアップルにとってサファイアガラスの主要サプライヤーであり、今後の動向が注目されます。
iPhone6/6 Plusにもサファイアガラス搭載の噂があった
9月11日に発表されたiPhone6/6 Plusについても、その正式発表前にはサファイアガラス搭載の噂が出ては消える時期がありました。
サファイアガラスはダイヤモンドの次に硬いとされる鉱石サファイアを人工的に生成した素材で、これまでiPhoneユーザーから問題視されてきたディスプレイの脆さを解決する素材として注目されてきました。
しかし、原因は明らかではないものの、iPhone6/6 Plusのディスプレイへの搭載はならず、これまで通りTouchセンサー部分とカメラのカバー部分への搭載にとどまりました。
同素材は、かねてから量産にはコスト的な部分で解決すべき壁があるとされていましたし、その硬度や、耐熱性ゆえに組み立てにはかなりの技術が必要とされるなど、いろいろな問題点も指摘されていました。
同社の破産は前向きなものかも
破産した同社ではありますが、この破産は前向きなものなのかもしれません。
同社が申請した破産は、資金的な問題が解決すれば今後も活動が継続できる類のもの(日本でいう民事再生法)で、9to5Macは9月28日時点で、同社が多額のキャッシュを保有していることを併記しています。
アップルは、来年早々にも発売するとされるApple Watchにも、同社のサファイアガラスを搭載することが予想されていましたので、今後の動向に注目が集まりますね。
参照元:9to5Mac
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