LINEで口座残高の照会が可能になる日がくる。将来的には株取引も?ネットではセキュリティを問う声もあり。
無料通話・チャットサービスを展開する人気iPhoneアプリのLINE。
そのLINEが国内大手システム会社であるNTTデータと組み、2015年春をめどに同アプリの画面内で金融機関の口座残高を照会できるようにする計画を進めていると、5日の日本経済新聞が報じました。
同紙によると、NTTデータが運営する専用サイトに登録すれば上記のサービスが使えるようになるとしています。
残高照会用のスタンプを送ると、口座残高を記載したメッセージが返信される仕組み
同機能の利用には、NTTデータが運営する専用サイトに登録し、銀行のLINEアカウントと「友だち」になる必要があります。
同手順を踏んだ後に、残高照会用のスタンプ等を送ると、残高が記載したメッセージが返信される仕組みと説明されています。
出典:日本経済新聞
このイメージを見る限りは、金融機関の口座情報をNTTデータの仮想サーバ等にHULFTか何かで連携し、ユーザーに表示させる仕組みとなるのでしょうか、まだ関係各社からの公式なコメントがないので定かではありませんが、本当に実現すれば便利なサービスとなりそうなのは確かです。
ネットではセキュリティを問う声も
たしかに便利なサービスになりそうではありますが、ネットではセキュリティを問う声も噴出しています。
LINEといえば、最近アカウントの乗っとり被害が多数発生したことは記憶に新しいですよね。確かにその後一定のセキュリティ対策を講じたものの、正直万全なものかと言われれば疑問符で、今後新たな被害がないとこの時点では言えません。
もちろん、個人情報の重要性については同社もしっかりと認識しているものと信じたいですが、果たしてどうなることやら。
将来的には株の取引なども視野に入れられているとのことですが、今後の展開を待ちましょう!
参照:日本経済新聞
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