スマホ契約数がガラケー契約数を逆転!40~50代が急速にデジタル化!?
IT関連調査会社のMM総研は、2014年9月の携帯電話市場調査において、スマートフォンの契約数がフィーチャーフォン(以下ガラケー)の契約数を逆転したと発表しました。
スマートフォンが携帯電話契約数の過半数を突破するのは今回が初めてです。
スマホ契約者増加の一方で、ガラケー契約者は減少
MM総研によると、2014年9月末のスマートフォン契約数は6,248万件、ガラケー契約数は6,176万件となり、初めてスマートフォンの契約数がガラケーの契約数を逆転した様です。
2014年3月末からの半年間で契約数はスマートフォンが514万件増加、ガラケーは292万件減少し、今回の結果に至ったとしています。
調査に関しては2009年ごろから開始していたようですが、特に2010年ごろから現在に至るまでの数字の増加率がすさまじいことがグラフから確認できます。
スマホ市場はいまや40~50代が牽引?
スマートフォンの普及に関する調査は、マーケティング調査会社のニールセンも公開しています。
同社の公開したレポートによると、昨年と比較して若年層以外の普及率が高まっており、特に50代は『利用者数こそ他の年代より少ないものの、伸び率は最も高く1年間で倍増していた』としています。
グラフを見ると、若年層に関してはある程度利用者の母体が大きくなっているのでさほど昨年と普及率にさほど変化がありませんが、40代/50代に関してはそれぞれ普及率が前年と比較して10%以上成長していることが確認できますね。
懐疑的に思っていた年代にも、徐々に普及しているスマートフォンですが、特にiPhoneは貿易赤字の原因といわれるほどにまで販売量を増やしています。
もはやガラケーという言葉も死語になってしまう時代が来るのかもしれませんね。
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