スマホの使い過ぎは不眠症や慢性的な目の疲れを招く可能性も!気になる症状と対策は?
先日、スマホ契約者数がガラケー契約者数を追い越したというニュースを紹介しましたが、楽しいスマートフォンも使いすぎには注意した方が良いかもしれません。
気をつけないと、体調不良や慢性的な目の疲れを招くこともあるようです。
スマホ操作の際は姿勢に注意!
東京脳神経センター理事長の松井孝嘉医学博士(以降、松井氏)によると、下を向いてスマホ画面を見る際の姿勢は体に良くないようです。
松井氏によると、この姿勢を続けることで、首こりになり、様々な疾患を起こす可能性があるとしています。
同病名はスマホ症候群(頚筋症候群)と呼ばれており、頭痛やめまい、さまざまな症状を出す体調不良、さらに悪化すると、鬱・ドライアイ・不眠症など17の疾患を引き起こしてしまう、としています。
松井氏はスマホ症候群(頚筋症候群)の予防のために、15分に1回、首を手で支えて頭を反らせる姿勢を30秒キープするのが良いとしています。
首こりになると、自らこりを和らげるためにマッサージをしても悪化させるだけの様なので、注意が必要です。
スマホの使いすぎにより慢性的な目の疲れも
ほかにも、スマホの使い過ぎや、寝る前の使用は慢性的な目の疲れを招く可能性があるようです。
みさき眼科クリニック(東京都渋谷区)の石岡みさき院長(以降、石岡氏)は、スマホを利用する際、画面から出来る限り距離をとることと、長時間の使用をしないこと、寝る前にはスマホを使用しないことを勧めています。
石岡氏によると、スマホを利用する際には、画面と目の距離が近くなりがちですが、40センチは離したほうが良いようです。
また、石岡氏は50分に1回、10分程度の休憩を入れることを勧めています。長時間の利用になる際はPCを使うことが理想のようです。
そのほか、寝る前にスマホを利用することにより、体内時計の混乱を招き目の疲れが取れないという問題についても話しています。
スマートフォンが発売されてからというもの、インターネットやゲームの環境が手軽になったため、ついつい使いすぎになりがちですが、自分の体調のためにも今後は気をつけたほうが良さそうです。
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